【水処理のプロ目線】三菱ケミカルクリンスイ浄水ポットはこんな人におすすめ!口コミやメリット・デメリットも解説

【水処理のプロ目線】三菱ケミカルクリンスイ浄水ポットレビュー身近な水知識
スポンサーリンク

以前にブリタの浄水ポットと三菱ケミカルクリンスイの浄水ポットで悩んだ結果ろ過スピードが早いという口コミを見てブリタを買いました。

その後クリンスイは遅い遅いと口コミで見るけど本当のところはどうなんだろう?

そう濾過器屋の血が騒いだのでじゃあ実際に買って確かめてみよう!となって

三菱ケミカルのクリンスイ浄水ポット(CP407-WT)全容量2.2Lを購入しましたのでじっくりとレビューしていきます。

浄水器の中で浄水ポットがおすすめな人
  • 蛇口がシャワー切り替えタイプ等で蛇口取付タイプの浄水器が取り付けられない人
  • 冷蔵庫で冷やした水が飲みたい人
  • 蛇口と離れたところで使いたい人
ロカキヤ
ロカキヤ

一度に使用する量が多い人(2L以上)は蛇口直結型やウォーターサーバーがおすすめ

ポット型の浄水器のいいところ
  • 水の購入と持ち運びの手間が無くなる。
  • ペットボトルの廃棄処分が必要なくなり環境にいい。何より捨てる手間が無くなる。
  • 料理、お茶、コーヒー、炊飯等々色々な用途に使えてコスパがいい。

クリンスイの浄水ポットが気になっているんだけど

ろ過スピードが遅いって聞いたけど実際どうなの!?

という人向けに水処理屋の目線で実際に使用したので正直にレビューしていきたいと思います。

メーカーに忖度する必要が無い立場からどう感じたかを書きます。

この記事を読むメリット
  • 水処理の専門家目線でどう感じたかがわかる
  • どんな人に向いている商品かがわかる
  • 大量の画像で商品の詳細がわかる

購入前の参考になれば嬉しいです。

ブリタと三菱ケミカルクリンスイの浄水ポット比較はこちら→【水処理のプロが選ぶポイント2選】ブリタと三菱ケミカルクリンスイの浄水ポットを自腹購入で使用して比較。

クリンスイ浄水ポットのろ過能力

クリンスイは家庭用品品質表示法に定められた除去対象13物質に加えて浄水器協会で定めた規格基準に挙げられている除去対象2物質を処理出来ます。

除去総ろ過水量除去率
遊離残留塩素200L80%
濁り200L50%
総トリハロメタン200L80%
クロロホルム200L80%
ブロモジクロロメタン200L80%
ジブロモクロロメタン200L80%
ブロモホルム200L80%
溶解性鉛200L80%
CAT(農薬)200L80%
2-MIB(カビ臭)200L80%
テトラクロロエチレン200L80%
トリクロロエチレン200L80%
1,1,1-トリクロロエタン200L80%
家庭用品品質表示法に定められた除去対象13物質
除去総ろ過水量除去率
鉄(微粒子状)200L80%
アルミニウム(中性)200L80%
浄水器協会で定めた規格基準に挙げられている除去対象2物質

クリンスイ浄水ポットのろ材について

活性炭+セラミック
残留塩素を吸着して除去する役目があります。 トリハロメタンや水に溶け込んだ鉛も除去 有機物を微細な孔(穴)に吸着する処理方法です。

中空糸膜
中空(ストロー状)になった糸が束上になったフィルター。糸の壁面には微細な穴が開いていてそこでろ過をしている。濁りの原因となるような赤さびや雑菌を除去する役目がある。 微粒子を微細な孔(穴)で通らせない処理方法です。

ろ材についての詳細が知りたい人はこちら→【専門家が超わかりやすく解説】家庭用浄水器によく使用されている5種類のろ過材について

購入したきっかけ

ブリタ購入前はブリタとクリンスイで迷っていてろ過スピードの速さでブリタを選びました。

ブリタのレビュー記事はこちら→【水処理のプロ目線で長期使用して正直レビュー】ブリタマレーラ1.4L cool浄水ポット型はオススメか?メリットとデメリットも。

ブリタと三菱ケミカルクリンスイの浄水ポット比較はこちら→【水処理のプロが選ぶポイント2選】ブリタと三菱ケミカルクリンスイの浄水ポットを自腹購入で使用して比較。

ブリタ自体に大きな不満はなかったのですが水処理屋の血が騒いできてブリタと比較したい!と思うようになり購入しました。

このレビュー記事のために購入したといっても過言じゃありません。

なので気合を入れて記事を書いていますのでどこよりも詳しい情報をいれました!

クリンスイ浄水ポットCP407-WTの開封画像

実際に開封したときの画像です。

中身どんなかんじかな~と気になっている人の参考なればと思います。

外箱の様子です。

上から見たところ

外箱の裏面

外箱の側面

浄水能力

外箱の上部蓋を開けたところ

内容物取り出し

上蓋写真

水道水補給口を開けたところ

上蓋の裏面 

浄水出口部と浄水前の部分には仕切りはあるがパッキンが付いていないため

浄水前の水が残っている状態で使用することは出来ない。(このへんはブリタも同じ)

浄水ポット全内容物

フィルターカートリッジ 上部の青いテープを取り外して使用する

ろ過中

クリンスイ浄水ポットのメリット

メリット
  • 濾過精度が高い(家庭用品品質表示法に定められた除去対象13物質+浄水器協会で定めた規格基準に挙げられている除去対象2物質)
  • 容器が洗いやすい(パーツごとに取り外しが出来て洗う時に手が届きやすい)
  • 取っ手を無くしてコンパクト化
  • 日本製
  • ろ過後の容量が多い

クリンスイ浄水ポットのデメリット

実際の濾過速度はこちら↓

デメリット
  • 濾過速度がやや遅い
    →ブリタと比較すると濾過速度は遅く感じます。ただめちゃくちゃ遅くなったという感じはありません。そして何か作業中にろ過をしておけばいいので一度に使用するのが2L以内であればまったく問題なありません。用途に応じて浄水ポットの容量を決めていけばいいですね。
  • 上蓋が外れやすい(持ち方を変えれば問題なし)
    →野菜室にしまうためにポットを上から掴む形になってしまうので上蓋がズレて外れてしまいました。しかしブリタのポットの持ち方に慣れていたから起きてしまうことでした。
    ブリタには掴むところがツルッとしていて強く挟み込まなければいけませんでした。
    でもクリンスイだときちんと指を引っ掛ける切りかけがありそこを持てば外れることはありません。

ロカキヤ
ロカキヤ

上部に指を引っ掛ける部分があるのでここを持てばOK!

実際に使ってみての感想

実際に使用してどう思ったのかを書いていきます。

味について
・ろ過後の水はまろやかさが増した気がします。濾過能力の差ともいえるものですね。
・麦茶の味はブリタとの差はないかなと言う感じどちらもおいしいです。

ろ過スピードについて
・濾過スピードについては体感的にはブリタよりは遅く感じました。
 ただ、遅すぎていらいらすることはないですね。濾過中は他のことをしていればいいだけなので。

使い勝手について
・給水は2回実施して満水(ろ過前容器の下)という感じです。
・保管スペースに関してはそれなりの大きさなので冷蔵庫のドリンクスペースには入らないです。横置きも出来ないので必然的に野菜室になります。
うちの冷蔵庫は野菜室が一番下なのでポットの上部を持って入れることになりますが持つ力を入れすぎると上蓋が外れてしまうのがマイナスポイントでした。
ただ、持ち方を変えると外れることはなくなったので今は特に問題を感じません。(後述)
・実際に注ぐ時にブリタより勢いよく出てくるので感覚を掴むまでは注意が必要です。

ブリタを使ってみての感想はこちら→【水処理のプロ目線で長期使用して正直レビュー】ブリタマレーラ1.4L cool浄水ポット型はオススメか?メリットとデメリットも。

残留塩素濃度の除去具合を測定

水道水には必ず残留塩素濃度が残るように浄水場で塩素を添加しています。

塩素は水の殺菌のために入れています。

詳しくはこちら→【水処理のプロが解説】次亜塩素酸ナトリウムについてわかりやすく。活用方法もわかる。

殺菌効果はあるのですが水の味に影響を与えるため除去した方がおいしくなります。

それでは実際に浄水前の水道水の塩素濃度と浄水後の塩素濃度を測定していきます。

水道水を採水

まずは自宅の水道水を採水します。

そして試薬を入れて色の変化を確認します。

残留塩素濃度が高いほどピンク色が濃くなります。

測定器で比色しているところ(水道水)

測定器から試験管を取り出して色を確認(水道水)

上記のように大体0.4ppm~0.5ppm程度の残留塩素濃度がありました。

読み方は(ピーピーエム)でparts per million(パーツ・パー・ミリオン)の略です。

液体に含まれている微量な濃度に使用される単位で

100万分の1という割合です。

1ppm=1mg/L=0.0001%です

塩素濃度計算式や計算フォームはこちら↓


参考記事
[便利]塩素投入量・中和剤投入量 計算式 計算フォームを公開![時間節約]

次にクリンスイで浄水した水を測定していきます

浄水を採水

クリンスイのフィルターカートリッジを通した浄水を採水して試薬を入れて測定します。

測定器で比色しているところ(浄水)

測定器から試験管を取り出して色を確認(浄水)

この画像のように塩素濃度は0ppmです。

仕事で長年使用しているので試験管が少し変色しているのはすみません(汗)

試験管のみの画像を並べてみます。

水道水
浄水

このようにきちんと残留塩素濃度が除去されているのがわかります。

ロカキヤ
ロカキヤ

残留塩素濃度って目に見えないから本当に除去されているの!?

という人も安心出来る結果ではないでしょうか。

自分でも残留塩素濃度を測ってみたい!という場合はこちらがおすすめです。↓

いい口コミ

ネット上で見つけたいい口コミを紹介します。

うちの水はどちらかと言うと鉄管の錆の味がして
ミネラルウォーターでないと不味くて飲めませんが
その水でもスッキリ美味しいものが出来ます。
濾過部分が非常に早く2回水をいれるだけで
満水になります。冷蔵庫が狭いので一つしか入りませんが
冷やさなければ2つイケるのかな?とも思います。
Amazonさんが最安値だったのでこちらで購入しました。
もうそろそろ3ヵ月になりますのでカートリッジを購入しました。

Amazonより引用
ロカキヤ
ロカキヤ

自宅の水道水がまずいと思っている人には最適ですね。

浄水後の水がたまる下部と浄水前の水をためる部分が2:1ぐらいの比率になっており、浄水後の部分を満水にするには2回に分けて注水する必要があるが、その分、浄水後の水を多くためておけるので良いと思います。

また、コンパクトな構造で2ℓほどの浄水を溜めておけるので料理などに使うにも十分な量で、また余計な取っ手なども省かれているので冷蔵庫にも入れやすいと思います。

使いやすさという点で、注水してから水が落ちきるまで10分ほどかかりますが、まだ落ち切っていない段階で浄水を使おうとすると、本体を傾けることになりますが、その際に上部に入っている浄水されていない水が上ブタの隙間などから浄水と一緒に入り込んでしまうと思います。

浄水されていない水を入れる部分の上部に返しを入れるなど。傾けても浄水が入っている部分よりも、物理的に水がこぼれにくい構造になっていてほしいと思いましたので、その点ー1です。

持ちやすさ、という点で取っ手がないことについては良いと思いますが、その分冷蔵庫から取り出す際にはどうしても上部から挟み込む形でつかみ、上に引き出すということになります。その時に上部の横からの圧迫により形状がゆがむ、また上ブタに手が干渉してしまうなどで上ブタが外れそうになってしまう事があります。できれば上蓋なサイドが本体の上の淵でガードされるように、上ブタを押し込む形ではめ込むようにする。また浄水していない部分がサイドからの圧迫で潰れにくくする為に渡し棒のようなもので補強するなどしてあれば完璧だと思いました。その点にちょっと不満なのでー1としました。

Amazonより引用
ロカキヤ
ロカキヤ

使用者からみてめちゃくちゃ適格なレビュー。
そうそう!と思うことが詰め込まれている優良レビューです。

容量の少ないクリンスイの製品を使っていました。味は良かったのですが、一度に浄水できる量が少なく、面倒くさくなって、ブリタの製品に変えました。ところが当地の水道水はブリタとは相性が悪いようで、浄水しても、私の舌では味の変化はそれほど感じることはできませんでした。そこでクリンスイに戻りました。今度は後悔しないように容量の大きなものを購入しましたが、満水にするためには最低2回の注水が必要です。そんな不満もありますが、味には大変満足しています。水割りがとてもおいしい。他社の製品に浮気をしましたが、この会社の製品に戻ってきてよかったと思っています。

Amazonより引用
ロカキヤ
ロカキヤ

地方ごとに水道水の水質が違うのは確かなので相性というのはあるかもしれませんね。

悪い口コミ

他のレビューの通り、カートリッジの取り付け部分が一般向けとは思えない。
本体部分:カートリッジの取り付けガイドが短すぎるのではないか。
     カートリッジが斜めに固定される。 この時、カートリッジと本体との間に、
     目に見えない隙間が有るようで隙間から浄水されていない水が漏れてくる。
カートリッジ:パッキンが1個で本当に良いのか。
       カートリッジが斜めに固定された時、水漏れを起こすが、
       パッキンが2個だと実験では大丈夫そうだが。
実験:使い古しのカートリッジからパッキンを外し、新しいカートリッジへ底部からパッキンを挿入。
   新しいカートリッジのパッキンガイド下に古い取り外したパッキンを装着。
   実験的にカートリッジを少し斜めに固定しても、水漏れしない。
   また、この方法だと普通に差し込んでも、見た目ではカートリッジが正しく装着できている様に見える。
以上により、カートリッジの取り付け部分が一般向けとは思えず、テスト,検証したのかさえ疑わしい。
よって、星1つとしました。
本来の浄水と云った機能面でのマイナスでないので、非情に残念なレビューになりました。
しかし、浄水された水と浄水されていない水が混合する事は、普通に組み立ててでは有ってはならないと考えます。

Amazonより引用
ロカキヤ
ロカキヤ

カートリッジの取り付けに関しては僕自身は問題ありません。グッと押し込めば特に漏れはありませんでした。交換は3ヶ月に一回なので頻度としては少ないですね。

以前のは持ち手が握る形でついていたので 同じ形を見つけたが 今回のは本体が窪む形 かなり残念です
親指の力が弱いので 握る形もあるとありがたい

Amazonより引用
ロカキヤ
ロカキヤ

持ちにくいという意見もみられました。確かに取っ手があった方が持ちやすいですね。ただ、取っ手があるとその分スペースを取るので一長一短といったところでしょうか。女性は片手で給水は難しいですね。両手を使って注ぐ方がいいですね。

浄水部分が密閉されてないから水が落ちきる前に使うと浄水前の水道水も一緒に出る。急いでる時は面倒。冷蔵庫に入れやすいから買い替えたのに今まで使ってたやつに戻そうかな…

Amazonより引用
ロカキヤ
ロカキヤ

一言・・・これは他製品でも濾過し終わってから使用するというのが前提のものが多いですね。対策としては一度に使用する大体の量を予測して浄水ポットのサイズを選ぶのがいいのかなと思います。基本はろ過時には他の作業をする等しておけばいいかと思います。1回のろ過時間は10分前後のため。

まとめ こんな人にオススメ

  • ろ過スピードが少しくらい遅くても気にならない人
  • 除去物質が多いほうがいい人はクリンスイ一択
  • 日本企業を応援したい人

ブリタのレビュー記事はこちら→【水処理のプロ目線で長期使用して正直レビュー】ブリタマレーラ1.4L cool浄水ポット型はオススメか?メリットとデメリットも。

ブリタと三菱ケミカルクリンスイの浄水ポット比較はこちら→【水処理のプロが選ぶポイント2選】ブリタと三菱ケミカルクリンスイの浄水ポットを自腹購入で使用して比較。

他タイプの浄水器も興味がある人はこちら→【初心者向け】6種類の浄水器を水処理のプロが超わかりやすく解説。【失敗しない選び方】

コメント

タイトルとURLをコピーしました