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浄水器選びで「よくわからない」と思うことのトップ3に入るのが、除去項目です。
カタカナの羅列ばかりでよくわからないと思っていませんか?
よくわかります。
ボクも最初はそうでした。
そこで、どうしたらわかりやすく理解出来るだろうと考えていたところ、

わかりやすくキャラクター化しちゃえばいいんじゃないか?
と思ったんですね。
そこで画像生成AIの力を借りてわかりやすく解説しました。
なるべくわかりやすくしたので是非この記事を流し読みでもいいのでしてみてください。
気になる物質だけをピンポイントに調べる図鑑のような使い方をしてみても面白いんじゃないかと思います。
それではどうぞ。

気になる物質の目次をタップしてね。
目次
- 浄水器で除去できる物質の一覧【JIS17物質+JWPAS】
- 遊離残留塩素(カルキ)細菌なら俺にまかせろ
- 総トリハロメタン みんなを守ろうとしただけなの・・・
- トリクロロエチレン
- テトラクロロエチレン
- ベンゼン あまり俺を怒らせないほうがいい・・・
- 溶解性鉛 あまりナマリを甘くみない方がいい
- PFAS(有機フッ素化合物)便利なモノにはトゲがある
- 濁り ボクの心はキレイだよ
- 鉄(微粒子)サビの味とみるか味わいのあるサビとみるか
- 2-MIB(カビ臭) カビ臭い?ワタシだって一生懸命生きているのに・・・
- ジェオスミン モーイヤだ!なんちゃって!
- CAT(農薬)草はえる?ボクの前でそれはさせない。
- 陰イオン界面活性剤 心の汚れ・・・?それはちょっと無理かな・・・
- フェノール類 わたしに近づかない方がいい。
- 結局どの浄水器を選べばいい?悩み別の早見表
まず全体像です。浄水器のカタログに出てくる物質は、大きく2つの規格に分かれています。
1つはJIS S 3201:2019(家庭用浄水器試験方法)で定められた17物質。もう1つは浄水器協会の自主規格JWPAS B.210で定められた物質です。
この2つは別のものです。「PFASもJIS17に入っている」と書いている記事を見かけますが、PFASはJWPAS側です。ここを分けて理解しておくと、カタログが一気に読めるようになります。
まずはJISの17物質から。
| No | 物質名 | 読み方・別名 | 何が困るか | 主に効くろ材 | 規格区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 遊離残留塩素 | ゆうりざんりゅうえんそ/カルキ | 味・においが落ちる | 活性炭 | JIS 法定 |
| 2 | 濁り | にごり/濁度 | 見た目が悪い・雑菌の隠れ家になる | 中空糸膜・不織布 | JIS 法定 |
| 3 | クロロホルム | - | 発がん性の指摘あり | 活性炭 | JIS 法定 |
| 4 | ブロモジクロロメタン | - | 発がん性の指摘あり | 活性炭 | JIS 法定 |
| 5 | ジブロモクロロメタン | - | 長期摂取での影響が指摘 | 活性炭 | JIS 法定 |
| 6 | ブロモホルム | トリブロモメタン | 長期摂取での影響が指摘 | 活性炭 | JIS 法定 |
| 7 | テトラクロロエチレン | パークレン | 発がん性の指摘あり | 活性炭 | JIS 法定 |
| 8 | トリクロロエチレン | トリクレン | ヒトへの発がん性あり(IARC 1) | 活性炭 | JIS 法定 |
| 9 | 総トリハロメタン | そうトリハロメタン | 3〜6の合計値。塩素の副産物 | 活性炭 | JIS 法定 |
| 10 | CAT | シーエーティー/シマジン(農薬) | 農薬。長期摂取を避けたい | 活性炭 | JIS 法定 |
| 11 | 2-MIB | 2-メチルイソボルネオール | カビ臭。健康影響はない | 活性炭 | JIS 法定 |
| 12 | 溶解性鉛 | ようかいせいなまり | 神経・腎臓への影響。乳幼児は要注意 | 特殊活性炭・イオン交換体 | JIS 法定 |
| 13 | 1,2-DCE | シス/トランス-1,2-ジクロロエチレン | 肝臓への影響が指摘 | 活性炭 | JIS 任意 |
| 14 | ベンゼン | - | ヒトへの発がん性あり(IARC 1) | 活性炭 | JIS 任意 |
| 15 | ジェオスミン | - | カビ臭・土のにおい。健康影響はない | 活性炭 | JIS 任意 |
| 16 | 陰イオン界面活性剤 | いんイオンかいめんかっせいざい | 泡立ち・味の悪化 | 活性炭 | JIS 任意 |
| 17 | フェノール類 | - | 薬品くさいにおい | 活性炭 | JIS 任意 |
次に、JIS17物質の外側にあるJWPAS B.210の主な物質です。こちらは浄水器協会の自主規格で、除去率80%以上であることを第三者試験で確認したものが表示できます。
PFASや鉄はこちら側です。
| 物質名 | 何が困るか | 主に効くろ材 | 規格区分 |
|---|---|---|---|
| 鉄(微粒子状) | 赤水・サビ臭の原因 | 中空糸膜 | JWPAS B.210 |
| 鉄(溶解性) | 水に溶けたサビ。色・味に影響 | イオン交換体 | JWPAS B.210 |
| 溶解性マンガン | 黒い水の原因 | イオン交換体 | JWPAS B.210 |
| アルミニウム(中性) | 浄水処理で使う薬品の残り | イオン交換体・RO膜 | JWPAS B.210 |
| PFOS・PFOA(PFAS) | 体内に長く残る。2026年4月に水質基準化 | 特殊活性炭・RO膜 | JWPAS B.210 |
| 1,1,1-トリクロロエタン | 中枢神経への影響が指摘 | 活性炭 | JWPAS B.210 |
「17項目+4項目」「22物質除去」といった表記は、この2つの規格を足した数字です。分母が違うものを足しているので、他社製品と数字だけを比べても意味がありません。
なぜ意味がないのか。次の章でくわしく説明します。
ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。
浄水器の比較記事はたくさんありますが、そのほとんどはメーカーやサーバー会社が運営しています。自社製品を売る立場だと、どうしても「うちは項目数が多い」という話に着地します。
ボクは業務用のろ過設備を設計・施工・メンテナンスしてきた立場で、製品を売っていません。だから正直に書きます。除去項目数は、性能の一部しか表していません。
まず用語を整理させてください。
浄水場で入れている薬品の名前が「次亜塩素酸ナトリウム」。その結果として水の中に残っている消毒成分が「遊離残留塩素」です。
JIS規格が除去対象にしているのは後者のほう。
メーカーのカタログでも混ざりがちなので、覚えておくと得します。
水道法では、蛇口の時点で0.1mg/L以上を保つことが決まっています。
配管の途中で汚染されても大丈夫にするためです。
日本の水道水がそのまま飲めるのは、ほぼこの子のおかげと言っていいです。
一方で、味とにおいは確実に落とします。おいしさの目標値は1mg/L以下とされていますが、それでも敏感な人は感じ取ります。
ボクの立場から言うと、塩素は敵ではありません。
ただ、水本来の風味を損なうので飲む直前に浄水器で除去します。
塩素が水中の有機物と反応してできる物質です。有機物というのは、落ち葉などが分解してできたフミン質のことだと思ってください。
内訳は4つ。クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルムです。合計値の基準は0.1mg/L以下。
発がん性の評価は4つで違います。ここは正確にお伝えします。
国際がん研究機関(IARC)の分類では、クロロホルムとブロモジクロロメタンがグループ2B(ヒトに対して発がん性がある可能性がある)、ジブロモクロロメタンとブロモホルムはグループ3(分類できない)です。「4つとも2B」と書いている記事をよく見ますが、正しくありません。
減らす方法は2つ。10分以上しっかり沸騰させるか、活性炭の浄水器を通すかです。中途半端に沸かすと一時的に濃度が上がるので、やるならしっかり沸かしてください。
人を守るために入れた塩素が、自然由来の有機物と出会って生まれてしまう。悪者というより、事故のような物質です。
ここから3体は、実際につながりのある「家族」です。まずは兄にあたるトリクロロエチレンから。
金属部品の脱脂洗浄などに使われてきた溶剤です。
国際がん研究機関(IARC)の分類はグループ1。つまり「ヒトに対して発がん性がある」です。JIS17物質の中で、ベンゼンと並んで最も評価が重い2つのうちの1つになります。
日本の水質基準は0.01mg/L以下。2010年に0.03mg/Lから強化されました。基準が厳しくなったということは、それだけ知見が積み上がったということです。
厄介なのは、地面にしみこむと分解されにくく、地下水を長期間汚してしまう点です。ただし水道水では基準超過の検出はほぼありません。原水(浄水処理する前の水)では毎年数地点で検出が報告されていますが、逆に言えば浄水場がきちんと処理してくれているということです。
気にすべきなのは井戸水を使っている場合です。
弟にあたるのがこちら。ドライクリーニングの溶剤や金属部品の洗浄に使われてきました。パークレンとも呼ばれます。
国際がん研究機関(IARC)の分類はグループ2A(ヒトに対しておそらく発がん性がある)。兄より1段階軽い評価です。水質基準は兄と同じ0.01mg/L以下。
過去のクリーニング店や工場の跡地周辺で、地下水から検出された例が各地にあります。悪気なく仕事をしていたら、行き場をなくして地面にしみこんでいた。そういうタイプです。
水道水として供給されているものは水質基準で管理されているので、まず心配はいりません。井戸水がメインの方は、自治体の水質検査を一度受けておくことをおすすめします。
そして3体目。上の2体の「子ども」にあたる物質です。
シス-1,2-ジクロロエチレンとトランス-1,2-ジクロロエチレンをまとめた呼び方で、カタログでは「1,2-DCE」と書かれています。水質基準は0.04mg/L以下。
出どころが少し変わっています。この子の多くは、テトラクロロエチレンやトリクロロエチレンが、地下で微生物によって分解されてできたものです。つまり親がいる分解生成物です。
健康影響としては肝臓への影響が指摘されています。
なおJISでは「任意表示」の物質です。メーカーが試験を申請しなければカタログに載りません。載っていない=取れないという意味ではなく、載っていない=試験していない、というだけのこともあります。この違いは、さきほどの章で説明したとおりです。
無色透明で、甘いにおいがする、燃えやすい物質です。
プラスチック、合成ゴム、染料などの原料になる、産業に欠かせない存在です。同時にいろいろな有機物を溶かす力も持っています。つくることも溶かすこともできる、器用な子です。
一方で、国際がん研究機関(IARC)はベンゼンをグループ1、「ヒトに対して発がん性がある」に分類しています。トリクロロエチレンと並んでJIS17物質で最も評価が重い2つのうちの1つです。水質基準は0.01mg/L以下。
水道への混入事故も実際に起きています。2022年に北海道室蘭市で、ガソリンスタンドからの燃料漏れが原因で水道水にベンゼンが混入する事故がありました。地元の話なので、ボクとしても他人事ではない出来事でした。
活性炭で取れます。ただし後で説明するとおり、寿命を過ぎた活性炭は当てになりません。
ここから2体は「水に溶けているもの」です。ふるいでは止められず、専用の吸着材が必要になります。
まず溶解性鉛。水の中に鉛イオンとして溶けている状態のものを指します。基準値は0.01mg/L以下。
鉛は神経と腎臓に影響します。特に子どもは体に取り込みやすく、影響を受けやすいと言われています。乳幼児がいるご家庭や妊娠中の方は、気にする価値のある物質です。
古い鉛製の給水管が主な出どころです。ここは事実関係を正確にお伝えします。
鉛管は「◯年◯月◯日で全面禁止」という一律の法的禁止があったわけではありません。1989年(平成元年)に厚生省が新規使用をやめるよう通知し、1993年(平成5年)にJIS規格から裸の鉛管が削除され、その後、各水道事業者が長い時間をかけて交換を進めてきた、という流れです。
つまり「もう禁止されたから大丈夫」ではなく「まだ残っている家がある」が実態です。1990年代前半より前に建てられた建物にお住まいなら、水道局に給水管の材質を問い合わせてみてください。無料で教えてくれる自治体がほとんどです。
なお溶解性鉛は、ふつうの活性炭では取れません。「溶解性鉛」が除去項目に明記された製品を選ぶ必要があります。朝いちばんの水をバケツ1杯ぶん流してから使うのも、簡単で効果のある対策です。
熱・油・水に強い性質があり、フライパンのフッ素加工、食品の包装、泡消火剤などに幅広く使われてきた物質の総称です。
便利さの裏返しで、自然界ではほとんど分解されません。だから「永遠の化学物質」と呼ばれます。体の中に入っても長くとどまります。
濃度が高い状態が続くと、腎臓がんや、ワクチンへの抗体反応の低下、乳児・胎児の発育への影響などが懸念されています。
規制は2026年に大きく動きました。
PFOSとPFOAは2020年から「水質管理目標設定項目」の暫定目標値(合計50ng/L)でしたが、2025年6月30日に省令が公布され、2026年4月1日から正式な「水質基準」になりました。数値そのものは50ng/Lのまま変わっていません。変わったのは法的な強さです。これにより水道事業者には原則3か月に1回の検査と、基準の遵守が義務づけられました。
つまり水道水については、これまで以上に管理される方向に進んでいます。過度に不安になる必要はありません。
それでもできるだけ減らしたい方は、浄水器を選ぶときに1つだけ注意してください。PFASは「活性炭なら何でも取れる」わけではありません。第三者機関でPFOS・PFOAの除去試験を受けた製品かどうかを確認してください。JWPAS B.210では除去率80%以上であることが確認されています。
>>【リスクあり?】厳しくなったPFAS(有機フッ素化合物)規制値。除去できるおすすめの浄水器を徹底解説。
ここから2体は「粒」です。溶けていないので、活性炭ではなく中空糸膜などの「ふるい」で止めます。
まず濁り。水の中に浮いている細かい粒のことで、土のかけら、鉄サビ、配管からはがれたものなどが正体です。水質基準は2度以下。
この数字は「見た目」の問題だけではありません。粒があると、その表面が細菌の隠れ家になり、塩素の効きも悪くなります。業務用のろ過設備で最初に濁りを取るのは、後ろの活性炭や膜を長持ちさせるためでもあります。
家庭では、断水明けや工事のあとに白っぽい水・茶色い水が出ることがあります。白い場合はほとんど空気の泡なので、コップに汲んで下から透明になっていけば問題ありません。
大事なポイントを1つ。濁りは活性炭では取れません。活性炭だけのポット型では除去項目に入っていないことが多いので、カタログを見るときはここを確認してください。
自然の中や、鉄でできた水道管から溶け出したサビです。基準値は0.3mg/L以下。
少量なら健康への影響はありません。困るのは見た目と味です。水が赤茶色くなる「赤水」の原因になり、サビ臭が出ます。
断水や工事のあと、水の流れが急に変わると管の内側のサビがはがれて出てくることがあります。そういうときは、しばらく水を流せばおさまります。
除去には中空糸膜のような「ふるい」が必要です。活性炭は溶けているものを吸着するのが得意で、粒をこし取るのは苦手だからです。
なお、この物質はJIS17物質には入っていません。浄水器協会の自主規格(JWPAS B.210)側の物質です。カタログで「17項目+4項目」などと分けて書かれているのは、この区分の違いによるものです。
ここから2体は「においのもと」です。どちらも健康影響はありません。
まず2-MIB。正式名は2-メチルイソボルネオールです。ダムや湖の中で放線菌や藍藻が増えると生まれます。
困るのは、においだけ。ただしこの子、とんでもなく鼻につきます。
水質基準は0.00001mg/L以下、つまり10ng/L。50mプールに耳かき1杯レベルの量でも人間の鼻は気づいてしまうので、これほど厳しい数値になっています。
夏場に水道水がカビ臭くなる年があるのは、たいていこの子と、次に紹介するジェオスミンのせいです。活性炭であっさり取れるので、においが気になる年はポット型でも十分に効果を実感できます。
2-MIBの相棒です。藍藻などの植物プランクトンが増えると生まれる、カビ臭・土臭のもと。
水槽の水が緑色になる、あの「藻が出た」状態がダムや湖で起きていると考えるとイメージしやすいです。
人体への影響はありません。ただし、においは強烈です。水質基準が2-MIBと同じ0.00001mg/L以下なのも、人間の鼻がそれだけ敏感だからです。
雨が少なく水温が高い夏は、どうしても発生しやすくなります。浄水場も粉末活性炭を投入するなどして対応していますが、完全にゼロにはできない年もあります。
活性炭の浄水器で簡単に取れる相手です。夏だけ水がまずい、という方はこの子が原因のことが多いです。
残る3体は、人の暮らしや農業から流れ込んでくる物質です。
まずCAT。正式名は2-クロロ-4,6-ビスエチルアミノ-1,3,5-トリアジン。シマジンとも呼ばれる除草剤です。
生えたばかりの一年生雑草に効きます。根から吸収されて光合成を邪魔することで枯らします。効き目が出るまで少し時間がかかりますが、40〜50日ほど持続するのが特長です。
注意していただきたいのは規制の位置づけです。CATは「水質基準」ではなく「水質管理目標設定項目」に入っています。この2つは別物で、前者は法的な義務、後者は水道事業者が目標として管理する項目です。目標値は0.003mg/L以下。ここを混同している記事が多いので、正しく覚えておくと得します。
農地の近くを水源にしている地域では、散布時期に濃度が上がることがあります。とはいえ基準値を超えるケースはまれです。活性炭でしっかり取れる相手なので、気になる方は活性炭の浄水器を使えば実用上は十分です。
シャンプー、洗剤、ボディソープなどに入っている洗浄成分です。油汚れや皮脂汚れを泡で包んで落としてくれます。
毒性はそれほど強くありません。水質基準の0.2mg/L以下という値も、健康影響というより「泡が立つかどうか」という性状の観点から決められています。
問題になるのは、生活排水として川に流れ込んだあとです。分解されにくいタイプが残ると、水源の水質に影響します。
正直なところ、日本の水道水でこの子が問題になるレベルまで残っていることはほぼありません。除去項目に入っているかどうかで浄水器を選ぶ必要は薄い相手です。
フェノール、クレゾール、ナフトールなどをまとめた呼び方です。防腐剤、消毒剤、医薬品、農薬などの原料として広く使われています。
独特の刺激臭があります。この子の面倒なところは、塩素と反応するとクロロフェノールに変わり、においがさらに強くなる点です。
基準値がフェノール換算で0.005mg/L以下と厳しめなのは、この性質があるからです。
つまり「フェノールそのものが危険」というより「塩素と組むと厄介」というタイプです。役に立つ場面はたくさんあるのに、水の中では相性の悪い相手と出会ってしまう。少し気の毒な子です。
活性炭で取れます。
物質がわかったら、次は「で、どれを買えばいいのか」です。
選び方はシンプルです。取りたい物質を1つ決める。その物質に効くろ材を確認する。そのろ材を積めるタイプを選ぶ。この順番です。
| あなたの悩み | 関係する物質 | 必要なろ材 | おすすめのタイプ |
|---|---|---|---|
| 水道水のカルキ臭・カビ臭が気になる | 遊離残留塩素/2-MIB/ジェオスミン | 活性炭だけで十分 | ポット型・蛇口直結型 |
| トリハロメタンや農薬まで減らしたい | 総トリハロメタン/CAT/ベンゼン等 | 活性炭+中空糸膜(JIS13項目以上) | 蛇口直結型・据置型 |
| 築年数の古い建物で鉛が心配 | 溶解性鉛 | 溶解性鉛対応の特殊活性炭 | 蛇口直結型(鉛対応品)・据置型 |
| 赤水・サビ・にごりが出る | 濁り/鉄(微粒子) | 中空糸膜が必須 | 蛇口直結型・据置型 |
| PFASをできる限り減らしたい | PFOS・PFOA | PFAS試験済みの活性炭またはRO膜 | 浄水型ウォーターサーバー・RO機 |
表のとおり、悩みによって必要なろ材が変わります。
ポット型は基本的に活性炭が主役なので、においと味の改善が得意です。中空糸膜まで積める蛇口直結型なら、濁りや細かい粒にも対応できます。PFASやRO膜が必要なら、浄水型ウォーターサーバーの領域になります。
ここから先は、タイプごとの比較記事にまとめてあります。

















