
浄水ポットに緑色の物体が発生した!

この緑色はなに・・・?

洗ってそのまま使えるものなの・・・?

また緑色になったらイヤだな・・・
長く利用しているとこのような事態に遭遇することもあるかと思います。
この記事ではその悩みを解決します。
こんにちはロカキヤです。
先日Twitterで気になる投稿を発見しました。
こんな感じで浄水ポットに緑色の何かが発生しています。
こうなったらもう使えないのかな・・・?新しいの買わないとダメ・・・?
と思うかもしれません。
待ってください!
まだ新品は買わないでください!まだまだ使えます。
結論からいきます。
それでは詳しく説明していきます。
他の浄水器も気になる方はこちら→【初心者向け】6種類の浄水器を水処理のプロが超わかりやすく解説。【失敗しない選び方】
浄水ポットに発生した緑色の正体は「藻」
浄水ポットの発生する緑色の正体は「藻」です。
藻といわれてよくわからないですよね。
カンタンに説明します。
藻とは
藻(も)は、藻類より広く、水生の光合成真核生物全般を指す。ただし、単細胞生物など微小なものは含めないこともある。
引用元:wikipedia
難しく書いてありますが、要は水中に発生する植物ですね。
池が緑色になっているのを見たことありませんでしょうか?あれが「藻」です。
プールでも藻が発生します→【塩素不足が原因】屋外水泳プールに藻が発生した場合の具体的な対策法をわかりやすく解説
藻が発生する原因
藻が生える原因は太陽光があたることによって藻の胞子が増殖する、いわゆる光合成です。
まず、空気中に浮遊している藻の胞子が水に入り込みます。
そして日当たりのいいところに置いておくと藻の胞子が増殖して藻が発生します。
通常は藻の胞子が水に入り込んでも塩素が含まれていると増殖することはありません。
しかし浄水ポットはフィルターカートリッジで塩素を除去しているので藻が増殖しやすい環境です。
次に藻が発生してしまった時はどうすればいいかを解説します
藻が発生したときの対処法「キッチンハイター(塩素)に浸け置きする」
藻が生えた時にどうすればいいかを説明します。
藻が生える原因は塩素不足によって藻が光合成することによって増殖するということ。
なので増殖した藻をどうにかしなくてはいけません。
対処法は「浄水ポット本体をキッチンハイターに浸け置きする」です。
キッチンハイターは次亜塩素酸ナトリウム(塩素)を主成分にした塩素系漂白剤です。
次亜塩素酸ナトリウム(塩素)の詳細はこちら→【水処理のプロが解説】次亜塩素酸ナトリウムについてわかりやすく。活用方法もわかる。
具体的には
大体同じですがこの2種類あります。
どちらでもOKなのでお好きな方(自宅にある方)でやってみてくださいね。
浄水ポットの藻をキッチンハイターで除去
①浄水ポットに水を入れる
②キッチンハイターを入れる。
③1時間程度放置
④すすぎ洗い
作業の流れはこんな感じです。

なまらカンタン。
実際の写真で説明します。

キッチンハイターを用意します。

塩素系のキッチンハイターであればどこのメーカーでもOKです

キッチンハイターを投入します。(キャップ1杯程度)

満水にして1時間程度放置。

最後にすすいで完了です。
浄水ポットの藻をキッチン泡ハイターで除去
①浄水ポットにキッチン泡ハイターを吹き付ける(藻の発生箇所は念入りに)
②30分程度放置
③水を入れて30分程度放置
④すすぎ洗い

キッチン泡ハイターを用意します。

キッチン泡ハイターを吹き付けます。

藻が発生したところに当たるように吹き付ける。

洗いにくい所は念入りに。
この状態で30分放置。

最後に水を入れて30分放置で完了。

よくすすぎ洗いをしたら使用してもOKです。
次回、藻を発生させない対策方法「冷暗所で保管」
藻の発生には太陽光が一番の原因です。
藻を発生させないための対策法は太陽光に当てる時間をなるべく減らすということ。
そのためには冷蔵庫が一番最適な保管場所です。
そして早め(2~3日)に飲みきってしまい、こまめに浄水ポットを洗浄する。
面白くないかもしれませんがこの方法が一番効果的なんです。

おいしい水を楽しみましょう。
他の浄水器も気になる方はこちら→【初心者向け】6種類の浄水器を水処理のプロが超わかりやすく解説。【失敗しない選び方】
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