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浄水器の老舗メーカー三菱ケミカルの「クリンスイ」がついに浄水ウォーターサーバー市場に参入しました。
浄水器メーカーでは初です。
現在は法人向けだけですが今後個人向けにも広がる可能性はあります。
この記事ではクリンスイの浄水ウォーターサーバーが気になる人に向けて
- クリンスイウォーターの特徴や仕様
- コスト面で少しだけ気になるところ
- ロカキヤの所感
を解説します。
この記事を読むと
クリンスイウォーターについて現在出ている情報がざっと理解できます。
会社や店舗経営者の方に向けて第三者目線で解説しています。(案件では無いので気になったことはガンガン書いていきたいと思います。)
個人向けはこちら>>【結論】水処理のプロが本当におすすめする浄水型ウォーターサーバー4選。失敗しない選び方!
・脱プラスチックに貢献できる
・ブランドイメージを高められる
・社員やお客さんへのサービス向上
・ボトル交換型のウォーターサーバーを利用している場合、コストを削減できる
- クリンスイの浄水をウォーターサーバーで
- 宅配水と比べて、お得な定額制で使い放題の水
- 安心のフルメンテナンス
- 重たいボトルの保管、取付なし
- シンプルな安全性、操作性
- SDGs環境への配慮
(第一フィルター)不織布・・・マスクにも使われる素材で大きめの不純物を補足
(第二フィルター)イオン交換繊維+活性炭・・・よく使われる素材で分子状の物質を吸着して補足
(第三フィルター)中空糸膜・・・雑菌、赤サビなど第二フィルターで取れない物質を補足
除去項目は19項目で性能的には十分です。
ろ材について詳しくはこちら→【専門家が徹底解説】家庭用浄水器のフィルターカートリッジ。ろ過材5選!
実際のボトル交換型の製品と比較してみます。
1日10L使用を想定して算出します。
プレミアムウォーター | フレシャスウォーター | ワンウェイウォーター | クリンスイウォーター | |
---|---|---|---|---|
サーバー代 | 無料~¥1,100 (機種による) | 無料~¥1,200 (機種による) | 無料 | ¥4,950 |
水代 | ¥49,675 (12L×25本=300L) | ¥52,416 (7.2L×42本=302.4L) | ¥33,750 (12L×25本=300L) | 0.2円×300L=60円 |
水の種類 | 天然水 | 天然水 | RO水 | 水道水 |
電気代 | ¥680 | ¥330 | ¥450 | ¥900 |
合計 | ¥50,355 | ¥52,746 | ¥33,750 | ¥5,910 |
使用量が多いほど浄水ウォーターサーバーの方がお得になるのがわかりますね。
詳細はこちら→水処理のプロが本当におすすめする浄水型ウォーターサーバー3選。選び方を徹底解説
半年ごとにメンテナンス
浄水カートリッジの劣化や部材劣化があれば交換
1年に一度カートリッジ交換
ボトル交換式の場合、1本12L入っているので交換するだけでも一苦労です。
そして保管のための場所も必要になります。
それが、浄水型ウォーターサーバーの場合、重たいボトルの保管と取付が不要。
- 置き場所
- 交換作業
- 廃棄処分
が必要無くなり管理が非常に楽になります。
初めて使う人にもわかりやすいシンプルな操作性
チャイルドロック付きで安全面にも配慮しています
ペットボトルの削減
ボトル製造や採水・配達にかかるエネルギーが不要で温室高価ガスの排出を大幅に減らします
CWMF-500 スタンド式タイプ | CWMF-200 卓上式タイプ | |
---|---|---|
レンタル料(月額) | 5,500円/月(税込) | 4,950円/月(税込) |
幅 | 260mm | 260mm |
奥行き | 462mm | 462mm |
高さ | 1120mm | 521mm |
タンク容量 | 冷水 3.2L / 温水 2L | 冷水 3.2L / 温水 1.3L |
重さ | 約22Kg | 約17Kg |
その他 | 漏水パン 転倒防止板 漏水検知器 | 漏水トレイ 漏水検知器 |
寸法的には幅と奥行きは同じなので、単純に高さだけが伸びたという感じ。
タンク容量はスタンド式の方が温水容量が多いので温水の使用量が多くなりそうな時はスタンド式の方がいいですね。
卓上型のいいところはレンタル料の安さと置き場所の自由度が高いこと。
使用環境に合わせて選ぶのが大事ですね。
- 初期費用
初回月に作業・運搬費で16,500円 - 契約期間
3年契約で以降は1年更新 - 解約料金
1年未満33,000円、2年22,000、3年未満11,000円
初期費用は少し高め(ウォータースタンドだと¥9,900)契約期間は長めの方ですね。
長く使いたい人には関係ないかもしれませんが使ってみてやっぱり違うなと思ったときにすぐに辞めれないのは少し微妙な感じ。
とはいえ、ボトル交換型に比べればコスト面でかなり優位なのでトータル費用で考えたらあまり気にならないかもしれません。
いよいよ浄水器メーカーで初の浄水ウォーターサーバー市場参入です。
現状は法人だけですが、広がり具合によっては個人向けも登場してくると思います。
クリンスイが市場へ参入した理由はペットボトルの削減、いわゆる脱プラスチックに向けて市場が拡大するとの判断だと考えます。
最初にクリンスイの参入記事をみて単純にクリンスイブランドのウォーターサーバーは強そうと思いました。
やはり国内浄水器メーカーとしての実績があるのでブランド力が高いので安心感があるんです。
そして、法人向けから始めるのもよく考えられた戦略。
ブランド力を活かした法人営業でシェアを増やしていきそうですね。
この流れで浄水器メーカーの東レ、Panasonic、タカギも参入してくる可能性もありますね。
とにかく盛り上がってきた感があります。