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浄水器の老舗メーカーで有名な東レ。
そんな東レがシャワーヘッド「トレシャワーRS35」を出しています。
浄水に関する技術力は間違いなしの東レが製造している浄水シャワーヘッドの性能・使い心地が気になって購入しました。
ちょうどAmazonのタイムセールがあったので少しお安く買えました!
普段色々な浄水器を調べて使って試しているロカキヤが「実際の使い心地」~「塩素除去の機能検証」まで詳細にレビューします。
- 2007年から水をキレイにする仕事をして15年
- 家庭用浄水器をプロ目線で調べてユーザー目線で実際に使い倒す人
- 専門知識を活かして初心者でもわかるように解説する人
まずは結論から
残留塩素除去機能に特化したシンプルなシャワーヘッドを求める人におすすめ。
見た目の高級感が上がり3種類の水流切替機能も追加したRS54が発売されました。
目次
- 東レトレシャワー(RS53)の概要
- トレビーノトレシャワーR53 内容物
- トレビーノトレシャワーR53取付可能メーカー
- トレビーノトレシャワーR53のフィルターカートリッジ(活性炭)
- フィルター取付交換方法
- トレビーノトレシャワーR53本体
- フィルターカートリッジ購入時の注意
- シャワーヘッドの取付交換方法
- 実際に使って感じたメリット・デメリット
- 原水と浄水の切り替えができることのメリット
- 残留塩素濃度除去はきちんとされているかを測定器で検証
- トレシャワーRS53の口コミ
- 三菱ケミカルクリンスイのシャワーヘッドとトレシャワーRS53の比較
- よくある質問
- まとめ 残留塩素除去機能に特化したシンプルなシャワーヘッドを求める人におすすめ
東レトレシャワー(RS53) | |
---|---|
外形寸法 | 長さ244mm/最大幅79mm |
本体重量 (満水時) | 274g |
ろ材 | 活性炭 |
ろ過流量 | 8L/分 |
除去項目 | 遊離残留塩素 |
フィルター 交換時期 | 総ろ過水量12,000L 1日80L使用で5ヶ月 |
商品の梱包状況です。
日本アトピー協会推薦品です。
様々な商品がありますが中にはまったく効果がない詐欺商品もあります。
このマークが付いている方が安心感が出ますね。
とはいえこの商品だと利用する人はいないでしょうが・・・
手間を考えたらあんまり利用する人はいないかな・・・
商品内容物はこちら。
- シャワーヘッド
- フィルターカートリッジ×1本
- 付属アダプター×2個
現在使用中のシャワーヘッドメーカーを確認してください。
付属のアダプターは「K」と「M」の2種類です。
「G」はオプション品のためメーカーへ問い合わせて送ってもらう必要があります。
・TOTO
・INAX(LIXIL)←バランス釜以外
・KAKUDAI
・SAN-EI
・HVS
・TBC
・YUKO
・KVK→Kのアダプター
・MYM(太ホース)→Mのアダプター
・東京ガス(ガスター)→Gのアダプター(付属していません)
オプション品のためメーカーに問い合わせをすると送ってもらえます。
周りを不織布で覆われた活性炭のフィルターカートリッジです。
遊離残留塩素(一般的に塩素)を除去することができます。
水道水には殺菌のために塩素が含まれています。
衛生的には必要なものですが肌や髪への刺激の原因にもなると言われています。(浄水器協会より)
東レトレシャワー(RS53)フィルターカートリッジ | |
---|---|
ろ材 | 活性炭 |
ろ過流量 | 8L/分 |
除去項目 | 遊離残留塩素 |
フィルター 交換時期 | 総ろ過水量12,000L 1日80L使用で5ヶ月 |
トレビーノトレシャワーR35のフィルター装着位置は持ち手の部分です。
こんな感じで装着します。
持ち手部分内部のフィルター装着部
浄水と原水を切り替えると奥の穴2つが開いたり閉まったりしていました。
シャワーヘッド部のフィルター装着部
捻って線を合わせて取付完了!
散水部の形状。
穴は中心部が少なく、周辺に行くほど多くなるシャワーヘッドによくある形状
浄水と原水の切り替え。
左右にスライドをして切り替えます。
割りとスッと切り替えれるので不便はありません。
持ち手の部分は若干太めです。
とはいえ持ちづらい程の太さではないので問題ありません。
うちの妻も使っていて特に気にならないという感想でした。
ネットショップでたまにフィルター互換品を見かけます。
メーカーからも注意喚起が出ていますが互換品は購入してはいけません。
弊社では、「非正規品の浄水性能」及び「非正規品を使用して生じた浄水シャワー本体の不具合」等につきましては一切保証しかねますので、ご購入の際は十分ご注意くださいますようお願い申し上げます。
【注意喚起】トレビーノ トレシャワー用カートリッジ(RSC51)の非正規品について
と互換品での浄水性能は保証出来ないとの見解です。
フィルターは浄水器の命ともいえる一番大事な部分です。
安心出来るメーカー品を使うがおすすめ。
一番大事な部品なのでここはメーカー品を買いましょう!
実際に自宅のシャワーヘッドを東レトレビーノトレシャワーRS53に交換したので写真を使って交換方法を解説します。
自宅に付いていたシャワーヘッドはSANEIのシャワーヘッドです。
なのでアダプターを使用せずにそのまま取付可能でした。
元のシャワーヘッドを取り外し完了。
シャワーヘッドを反時計回りに回すだけです。
ただ、廻りが固かったのでウォーターポンププライヤーという工具を使いました。
挟み込む金属部はキズがつかないようにキッチンペーパーで保護してから回すといいですよ。
カーブがなくなり角度が少し浅めですね。
新シャワーヘッドも時計回りにねじ込んでいけばOKです。
早速取り付けてシャワーの出方を見ていきます。
シャワーの吐出圧は若干下がったかな程度なので問題ありませんでした。
写真の通り水の広がり具合は少し直線的に変化しましたね。
とはいえ、洗が悪くなることもなくサッと洗い流せます。
シャワーを引っ掛けて広がったお湯を浴びたい!という人は気になるかもしれません。
- 肌当たりが柔らかくなった
- 原水と浄水をカンタンに切り替え可能
- 若干シャワーの出方が弱く感じる
- 持ち手が人によっては太く感じる人も
衛生面から考えると塩素を除去した浄水にはリスクもあります。
殺菌のための塩素が無いのでカビ等、菌の繁殖がしやすい環境だからです。
そのため、お風呂掃除では原水での利用をおすすめします。
髪や肌にはあまりいい影響を及ぼさない塩素も衛生面では非常に大事な働きをしているんですね。
適材適所で使い分けができる切り替え機能は、水処理の専門家としてもイチオシです。
衛生面にも配慮された商品で好印象!
浄水シャワーを買った目的は残留塩素濃度の除去ですよね。
残留塩素について詳細はこちら→【水処理のプロが解説】次亜塩素酸ナトリウムとは?超わかりやすく解説。4つの注意点も。
一番気になるところだと思います。
なのできちんと除去出来ているかを実測して検証していきます。
測定器は普段仕事で使用しているものです。
ちょっとお高めなので自分で確かめたいという人はこちらがお手軽でおすすめです。
仕事現場でアクアチェック3を使ってみました。
15秒放置後に濃度を読み取る(mg/L=ppm)
それでは検証結果にいきましょう。
まずは原水(水道水)の塩素濃度を測定します。
このように原水からは塩素濃度が検出されました。
そして次に浄水の塩素濃度を測定します。
実際に塩素濃度を測定して、きちんと塩素濃度が除去されたのがわかりました。
SNSから実際に使っている人の声を集めました。
- 髪の調子が良くなった。
- 肌の調子が良くなった。
- コスパがいい。
という意見が多くみられました。
悪い意見も探してみましたがほとんどなかったですね。
浄水器の有名老舗メーカーは「東レ」と「三菱ケミカルクリンスイ」です。
シャワーヘッドを検討している人もこの2社で迷われてる人も多いと思います。
2製品がどう違うのか、比較してみたので購入の参考にしてください。
こうしてスペックで比較してみると東レトレビーノトレシャワーRS53の方が優れていることがわかります。
特にフィルター寿命が3倍違うので交換頻度とランニングコストが圧倒的!
正直クリンスイ側を選ぶメリットはほとんど無いです。
強いて挙げればヘッドがコンパクトなところが勝っている点ですね。
- 最新型のR53と旧型のR52の違いは何?
- ・満水時の本体重量の違い(軽量化されている)
RS53→274g
RS52→372g
・カラーセレクトの違い
RS53→1色のみ
RS52→ブルーグリーン、ウォームグレー、ライトピンクの3色から選べる
東レトレビーノトレシャワーRS53は塩素除去機能に特化したシャワーヘッドです。
ナノバブルやミスト機能などの機能も欲しい!オシャレなデザインがいい!という人には向いていません。
とはいえ、価格もお手頃で塩素除去もきちんとされているのでコスパに優れた商品です。
塩素除去機能以外の余計な機能はいらない!という人にピッタリ!