>>完全初心者のための浄水器選びブログ<<

ブリタ キューブクールのデメリット3つ|プロが本音レビュー

ブリタ キューブクールのデメリット3つ|プロが本音レビュー

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

それによりコンテンツの充実に繋がっております。

いつもありがとうございます!感謝です!

「ブリタから、契約なしで使えるウォーターサーバーが出たらしい」——そう聞いて気になっている方へ。

こんにちは。浴場やプールのろ過設備を19年間、設計から保守まで手がけてきたロカキヤです。

今回はブリタ初の家電、サーバー型浄水器「キューブ クール」を取り上げます。

先に立場をはっきりさせておきます。

私は業務用の水処理が本業で、家庭用浄水器の販売には関わっていません。

だからこそ、特定メーカーに肩入れせずフラットに評価できます。

良い点はちゃんと評価し、気になる点は正直に書きます。

性能や仕様の話は、すべてメーカー公式データと公開情報にもとづいて解説します。

結論:こんな人には向く、こんな人には向かない

先に結論からいきます。

キューブ クールは「縛りゼロで冷水・温水を1台にまとめたい人」には有力な選択肢です。

一方で「料理で水を大量に使う人」や「月1回のお手入れが面倒な人」には向きません。

こんな人には向く
契約の縛り・解約料なしで使いたい
冷水と温水を1台にまとめたい
飲用・お茶・コーヒー中心で使う
長く使う前提でコストを抑えたい
こんな人には向かない
料理で水を大量に使いたい
月1回のカートリッジ交換が面倒
初期費用を抑えたい・短期で試したい
設置スペースが確保しにくい

参考価格は73,000円(税抜)と、決して安くはありません
(※出典:BRITA Japan公式、販売価格は店舗により異なります)。

ただ、レンタル型サーバーのように毎月の基本料や解約料がかからないのが最大の違いです。

長く使うほど、この「買い切り」の強みが効いてきます。

ブリタ キューブ クールとは?3行でわかる正体

一言でいうと「浄水器とウォーターサーバーを合体させた機械」です。

ふつうの浄水器は水道水をきれいにするだけ。

ふつうのウォーターサーバーはボトルの水を届けてもらう形。

キューブ クールは、その両方の”いいとこ取り”をねらった製品です。

水道工事は不要。給水タンクに水道水を注ぎ、コンセントにつなぐだけで使えます。

冷水5℃から温水95℃まで、6段階の温度をボタンで選べます。

ロカキヤ
ロカキヤ

5℃/常温/45℃/70℃/80℃/95℃の6段階。

用途に合わせて細かく選択出来るのはかなり便利!

スペック早見表

主な仕様をまとめました。

ブリタ キューブ クール 主な仕様(出典:BRITA Japan公式・取扱説明書)
項目 内容
参考価格73,000円(税抜)※販売店により異なる
タイプ据置・給水タンク式(買い切り/工事不要)
温度6段階:冷水5℃/常温/45・70・85・95℃
容量全容量5.3L(給水タンク4.3L+冷水タンク1.0L)
本体サイズ幅240×奥行440×高さ321mm/約11kg
型名WS2.0W(ホワイト)
使用可能水温5〜38℃/給水源:水道水
フィルターマクストラプロ ピュアパフォーマンス
ろ過流量0.23L/分(500mlで約2分10秒)
交換目安4週間または150Lごと(1日5.3L使用時)
浄水性能JIS S 3201で12項目/JWPAS B.210でPFOS・PFOA
衛生機能トリプルUV-C+自動クリーニング
保証本体5年間(加熱・冷却・UVユニット含む)

※仕様は変更される場合があります。最新情報は購入時に公式ページでご確認ください。

サイズ感は小型の電子レンジくらい。

重さは約11kgあるので、置き場所は最初に決めておくのが安心です。

正直レビュー:評価できる点3つ

① ブリタのろ過技術は信頼できる

キューブ クールのフィルターは、ポット型でおなじみの「マクストラプロ」カートリッジです。

この中には活性炭とイオン交換樹脂という2種類のろ材が入っています。

活性炭が塩素やカルキ臭、トリハロメタンなどを吸着し、イオン交換樹脂が水アカのもとになる成分をやわらげます。

浄水性能はJIS S 3201にもとづく12項目に対応。さらにJWPAS B.210の試験で、PFOS・PFOAを80%以上除去できることが確認されています。

ロカキヤ
ロカキヤ

基本的にはブリタの浄水ポットと同じ性能です。

除去性能は高くは無いが少なくもなくほどほどという感じですね。

ブリタの浄水ポットの詳細はこちら
>>ブリタ浄水器の口コミ・評判は?全モデルの違い・選び方を比較【2026年最新】

このPFOS・PFOAは、いま水道水でも話題の「PFAS(有機フッ素化合物)」の代表格です。

日本でも2026年4月から水質基準に格上げされた物質で、関心が高まっています。

>>【2026年最新版】専門家が解説。PFAS除去できる浄水器の選び方。おすすめ製品を徹底解説。

半世紀以上ろ材を磨いてきたメーカーだけあって、浄水の土台はしっかりしている印象です。

② レンタル型サーバーより長期コストが読みやすい

キューブ クールは買い切りです。

契約期間の縛りも、解約料もありません。

レンタル型サーバーは月額2,000〜3,000円台が相場。

これが何年も続きます。

一方キューブ クールは、本体を買ったあとの固定費がカートリッジ代くらいに絞れます。

「使い続けるほど割安になる」構造なので、長く使う前提の人には向いています。

③ きちんと考えられた衛生設計

ここはボクの本業、業務用の視点から評価したい部分です。

キューブ クールは、内部にUV-Cランプを備え、大腸菌を99.999%除去したという試験結果が公表されています。

加えて、内部を自動で洗浄するセルフクリーニング機能と、丸洗いできる給水タンクを備えます。

業務用の水処理でも、紫外線(UV)殺菌は循環ラインに組み込む定番の手法です。

ただ現場感覚でいうと、殺菌の効きは「照射時間・水の透明度・ランプの経年劣化」で変わります。

だからカタログの99.999%は”特定の条件で測った値”であって、常にその数字が出続けると読むのは早計です。

ロカキヤ
ロカキヤ

経年劣化で性能は落ちていくよーということ。

とはいえ、UV-Cと自動洗浄を組み合わせた設計そのものは、衛生をきちんと考えた真面目なつくりだと評価できます。

正直レビュー:気になる点3つ

① 一度に大量の水を作るのは不得意

キューブ クールは、タンクにためた水をろ過して使うタイプです。

蛇口のように、ひねればジャージャー出る構造ではありません。

圧力をかけないので重力で落とし込むイメージです。

元がポット型での使用を想定しているので大型のフィルターではありません。

どうしてもゆっくりになってしまいます。

ロカキヤ
ロカキヤ

手に入りやすさがメリットなのでここはトレードオフですね。

なので、料理で一気にたくさん水を使いたい場面は不得意分野。

用途は飲用・お茶・コーヒー中心と考えるのが現実的ですね。

料理でもガンガン使いたい人は、水道直結型のサーバーのほうが合っています。

>>浄水型ウォーターサーバーのおすすめ|水処理のプロが失敗しない選び方を解説

② カートリッジ交換が月1回ペース

カートリッジの交換目安は「4週間または150Lごと」です。

蛇口直結型の3か月や年1回交換と比べると、手間はかかります。

ここも保守現場の実感を添えておきます。

業務用のろ過フィルターでは、交換サイクルを守らないと目詰まりで、ろ過不良につながります。

「まだ使えるだろう」と交換を先延ばしした結果、処理性能が落ちていた、という現場を見てきました。

家庭用でも理屈は同じです。月1回の交換を続けられない人は、浄水性能が下がるリスクを負うことになります。

>>浄水器のカートリッジを交換しないとどうなる?本当のリスクをプロが解説

交換忘れが不安な人ほど、この点は心づもりをしておくべきです。

なお、カートリッジ代を抑える買い方は別記事でまとめています。

>>ブリタカートリッジ互換品は大丈夫?正規品との違い・口コミをプロが検証【2026】

③ 初期費用73,000円のハードル

やはり本体価格がネックです。

数千円で買えるポット型と比べると、心理的なハードルは高いでしょう。

ここは「毎月の固定費を払い続けるレンタルか」「最初にまとめて払う買い切りか」という選び方の問題です。

長く使うなら買い切りが有利。短期で試したいだけならレンタルが無難、という整理になります。

電気代・ランニングコストの考え方

買ったあとにかかる費用は、大きく3つです。

ひとつ目はカートリッジ代。

月1個ペースが目安なので、ここが主なランニングコストになります。

ふたつ目は電気代。

取扱説明書に消費電力の記載があったので、実際に試算してみます。

電気代を分解して試算する

公式スペックは次のとおりです

消費電力の内訳(出典:BRITA Japan 取扱説明書)
項目 消費電力 電気代の目安
待機時2W約45円/月(24時間×30日)
加熱時1500W約0.07円/杯(約5秒)
定格電力150W
運転時の幅9.5〜1600W冷却の稼働時間で変動

※電気代は1kWh=31円(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)で計算した試算値です。冷却(コンプレッサー)の稼働時間は室温・使用頻度で変わるため、合計額は保証できません。定格電圧100V/50・60Hz。

まず待機電力2W

これが24時間つきっぱなしでも、1か月で約1.4kWh。

電気代にすると月45円ほどです(1kWh=31円で計算)。

次にお湯

加熱は1500Wと大きいですが、動くのは1杯あたり約5秒だけ。

1杯で約0.07円、1日10杯使っても月20円程度にしかなりません。

つまり「瞬間加熱+使う分だけ」という設計は、電気代の面ではよく効いています。

冷却の電気代は不明

残るのが冷却(コンプレッサー)の電気代です。

これは室温・設定温度・冷水を使う頻度で稼働時間が変わるため、公式スペックからは計算できません。

浄水型サーバー全体で見れば月数百円に収まる例が多いのですが、キューブ クール単体の実測値は未確認です。

ここは正直に「わからない」と書いておきます。

はっきりいえるのは、待機と加熱だけなら月100円未満ということ。

冷却を仮に月50円として150円程度と考えれば間に合うと思います。

みっつ目は水道代。

水道水を使うので、当然ここも発生します。

ポイントは、本体が買い切りのため「毎月の固定費が実質カートリッジ代だけ」に抑えられること。

レンタル型の月額と、キューブ クールの本体代+カートリッジ代を並べて、何年で逆転するかを試算してみると判断しやすいです。

レンタル型サーバーと、結局どっちがいい?

迷ったときの判断軸はシンプルです。

キューブ クール(買い切り)とレンタル型サーバーの違い
比較軸 キューブ クール レンタル型サーバー
初期費用本体購入で高め安い(無料〜)
毎月の固定費実質カートリッジ代のみ月額基本料が継続
契約の縛りなし・解約料なし最低利用期間・解約料あり
大量給水不向き(飲用中心)直結型なら得意
向く人長期・縛りなし重視短期・料理も多用

※レンタル料の相場は各社・時期により異なります。契約前に最新条件をご確認ください。

短期間だけ試したい、料理にも大量に使いたい、初期費用を抑えたい→レンタル型がおすすめです。

長く使う、縛られたくない、飲用・お茶中心で十分→キューブ クールが合います。

レンタル型もあわせて検討したい人は、こちらで比較しています。
>>浄水型ウォーターサーバーおすすめ4選|口コミ・比較を水処理のプロが解説【2026年】

ブリタの他モデル(ポット型など)と迷っている人は、こちらもどうぞ。
>>ブリタ浄水器の口コミ・評判は?全モデルの違い・選び方を比較【2026年最新】


どこで買う?楽天・Amazon

キューブ クールは、ブリタ公式ストアが楽天とAmazonの両方に出店しています。

カートリッジの補充も同じ店でそろうので、公式ストアからの購入が安心です。

よくある質問

Q. 工事は必要ですか? 不要です。コンセントにつなぎ、給水タンクに水道水を注ぐだけで使えます。

Q. お湯は何℃まで出ますか? 最高95℃です。コーヒーや紅茶の抽出に適した温度設計になっています。カップ麺など熱湯が必要な場合は、別途加熱が必要です。

Q. カートリッジはどのくらいで交換しますか? 4週間または150Lごとが目安です。

Q. PFASは除去できますか? 対応カートリッジで、PFOS・PFOAを80%以上除去できることが試験(JWPAS B.210)で確認されています。

Q. 保証はありますか? 加熱・冷却・UVユニットを含む本体で5年間の保証が付きます。

まとめ

キューブ クールは、ブリタのろ過技術を土台に、冷水・温水・衛生管理を1台にまとめた買い切り型サーバーです。

強みは「縛りなし」「長期コストの読みやすさ」「考えられた衛生設計」。

弱みは「大量給水に不向き」「月1交換の手間」「初期費用の高さ」。

飲用・お茶・コーヒー中心で、長く使う前提なら十分に候補になります。

逆に、料理でガンガン使いたい人や短期で試したい人は、レンタル型を検討したほうが後悔しにくいはずです。

自分の使い方に当てはめて、納得のいく1台を選んでください。

ロカキヤ
ロカキヤ

納得のいく浄水器が見つかりますように!

レンタル型もあわせて検討したい人は、こちらで比較しています。
>>浄水型ウォーターサーバーおすすめ4選|口コミ・比較を水処理のプロが解説【2026年】

ブリタの他モデル(ポット型など)と迷っている人は、こちらもどうぞ。
>>ブリタ浄水器の口コミ・評判は?全モデルの違い・選び方を比較【2026年最新】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)