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セントラル浄水器のデメリットは?後悔しない選び方を水処理のプロが忖度なし解説

セントラル浄水器のデメリットは?後悔しない選び方を水処理のプロが忖度なし解説

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家の蛇口すべてから浄水が出る。

そう聞くと、セントラル浄水器はとても魅力的に感じますよね。

でも「高そう」「本当に効果あるの?」「営業さんに勧められたけど決めきれない」という方も多いはずです。

そこでこの記事では、2007年から水をキレイにする仕事をしているロカキヤが、セントラル浄水器のメリットとデメリットを忖度なくお伝えします。

読み終わるころには、次の3つがはっきりします。

  • セントラル浄水器が自分に必要かどうか
  • 後悔しやすいポイントはどこか
  • 飲み水が目的なら、なぜ別タイプのほうがいいのか

5分で判断できるよう、結論から整理していきますね。

なお正直にお伝えすると、私の本業は業務用(お風呂・プール)のろ過装置で、家庭用セントラル浄水器そのものを扱った経験はありません。

ただ、塩素・残留塩素の管理、循環する水の細菌対策、ろ過のしくみは、業務用の現場で日々向き合ってきたテーマです。

その経験から、原理にもとづいて公正に解説します。

先に結論

セントラル浄水器は「お風呂・シャワーまで塩素を抜きたい」人にハマる設備です。

一方で飲み水の浄水力はキッチン用の浄水器に劣り、費用も高め。

目的が「飲み水・料理の安全」なら、キッチンに付けるタイプのほうが向いています。

まだタイプ選びの段階なら、先に >>浄水器の選び方ガイド に目を通すと、この記事がぐっとわかりやすくなります。

この記事を書いた人

ロカキヤ

水処理のプロ/浄水器レビューブログ「北のロカキヤ」運営者

  • 水処理業界19年以上の現役水処理技術者
  • 業務用ろ過設備の設計・施工・メンテナンスに従事
  • JIS規格・PFAS・ろ材構造をもとに製品を評価
  • メーカーに忖度せずメリット・デメリットを両方掲載
  • Webメディア監修・企業レビュー実績あり
詳しいプロフィールを見る

目次

セントラル浄水器とは?「家の入口」でまとめて浄水するしくみ

セントラル浄水器は、水道の元栓(家に水が入ってくる入口)に大きなフィルターを設置する浄水器です。

「元付け(もとづけ)型」「オール浄水」とも呼ばれます。

家の中で水が枝分かれするに浄水するので、キッチンはもちろん、お風呂・シャワー・洗面・洗濯・トイレまで、どの蛇口をひねっても浄水が出てきます。

いっぽう、私たちがよく使うポット型や蛇口直結型は、使う直前の水だけをその場で浄水する「ポイント設置型」。同じ浄水器でも、守備範囲がまったく違うわけですね。

向き・不向き

セントラル浄水器が向いている人・向いていない人

向いている人

  • お風呂・シャワーの塩素やカルキ臭が気になる
  • 敏感肌・アトピーの家族がいて、肌や髪にやさしい水を全身で使いたい
  • 新築・リフォームで配管をいじりやすいタイミング
  • 洗面・洗濯・トイレまで含めて手間なく一括で浄水したい
  • コストより、家中での快適さ・肌当たりを優先したい

向いていない人

  • 目的が「飲み水・料理の安全」中心の人
  • PFASや鉛をしっかり除去したい人
  • 費用をできるだけおさえたい・コスパ最優先の人
  • 賃貸など工事がむずかしい住まいの人

飲み水の安全が一番の目的なら、キッチンに付ける据置型・蛇口直結型のほうが浄水力が高く、費用もぐっとおさえられます。

セントラル浄水器のメリット

まずは良いところから。

  • 家中まるごと浄水:飲み水だけでなく、お風呂や洗濯、ペットの水まで一括でキレイにできます。
  • お湯もたっぷり浄水できる:元栓側で浄水するので、給湯器を通ったお湯にも使えます。ポイント設置型では難しい「浄水のお風呂」が実現します。
  • 肌や髪へのやさしさ:塩素やカルキ臭が和らぎ、敏感肌の方が「ピリピリしにくくなった」と感じるケースがあります。
  • 赤サビ対策にもなりうる:入口で塩素や汚れをおさえることで、宅内配管の劣化をゆるやかにする効果が期待されます。
  • 付け替えの手間がない:一度付ければ家中が浄水。カートリッジ交換の頻度も少なめです。
ロカキヤのひとこと

「全身で浄水を使える」のは、ほかのタイプにはない大きな魅力です。

ただし“肌への健康効果”はエビデンスが十分とは言えません。

日本の水道水の塩素は、実はプールの水よりも低い濃度。

過度な期待ではなく「カルキ臭や肌当たりが好み」くらいの感覚で考えるのが正直なところです。

セントラル浄水器のデメリット【ここが本音】

ここがこの記事の本題です。

売り文句では語られにくい弱点を、プロの視点で正直にお伝えします。

① 飲み水の浄水力は、実はひかえめ

意外かもしれませんが、セントラル浄水器の浄水力はキッチン用より低めに設計されています。

カギは「水が活性炭に触れている時間」です。

浄水器は、活性炭の層を水がゆっくり通るほど、汚れをしっかり吸着できます。

この“触れている時間”を専門用語で接触時間(EBCT)と呼びます。

ところがセントラル浄水器は、家中の水を一度にまかなうため、毎分十数〜数十リットルもの水を一気に流します。

対して蛇口直結型は毎分2〜3リットル程度

流れが速いぶん接触時間が短く、同じ活性炭でも吸着しきれない。

これが浄水力に差が出る技術的な理由です。

フィルターを密にすれば接触時間は稼げますが、今度は水の勢いが落ちて、お風呂がなかなか溜まらない、シャワー中にトイレの水が細る、といった不便が起きます。

だから多くの製品は活性炭中心の、ほどほどの浄水力に落ち着くわけです。

ロカキヤのひとこと

業務用のろ過装置でも、まったく同じ綱引きが起きます。

たくさん流したいほど1回あたりの除去率は下がる。

私は風呂・プールの現場でこの「流量と除去性能のトレードオフ」を毎日のように調整してきました。

家中をまかなうセントラルが“広く浅く”になりがちなのは、構造上どうしても避けられないんです。

② 「浄水されない水」が混ざる構造のことも

製品の多くは、フィルターを通らない水路(バイパス)をあえて設け、残留塩素を一部わざと残す設計になっています。

これは後述する「配管内の菌」対策でもあるのですが、裏を返せば「蛇口の水を測ったら塩素が出た」ということが起こりえます。

完全に塩素ゼロにはならない、と知っておきましょう。

③ 活性炭が苦手な物質もある

活性炭は塩素・カルキ臭・トリハロメタン(新しいうち)を得意とします。

一方で鉄・カルシウム・マグネシウム・鉛などはほとんど除去できません

しかもトリハロメタンは、活性炭が古くなると取れにくくなります。

「家中まるごと=何でも除去」ではない点に注意です。

④ 費用が高く、工事も必要

本体価格はおおむね20〜45万円

これに設置工事費が加わり、トータルで30〜40万円前後になることも珍しくありません。

レンタル型なら初期費用はおさえられますが、月額が積み上がります(費用は後ほど表で比較します)。

⑤ 設置スペースとメンテが必要

本体は大型で、設置場所の確保が必要です。

カートリッジ交換やメンテナンスも定期的に発生し、メーカーや販売店との長い付き合いになります。

アフター対応の良し悪しが満足度を大きく左右します。

ロカキヤ
ロカキヤ

購入店と長くお付き合い出来るかどうかも大事です。

⑥ 見落としやすい、こまかな注意点

契約前に意外と気づきにくいポイントもまとめておきます。

  • 引っ越しで持ち出しにくい:配管に組み込むため、転居時に取り外して持っていくのは現実的でないことが多いです。
  • 故障・目詰まりは家全体に影響:元栓側のトラブルは、特定の蛇口だけでなく家中の水量・水質に波及します。
  • カートリッジの供給に依存する:メーカー専用品が多く、廃番や供給停止があると交換に困ります。長く売られている定番品かも確認を。

なお「停電すると使えなくなるのでは?」と心配する方がいます。

家庭用セントラルの多くは電気を使わない活性炭ろ過なので、停電でも浄水機能は止まりません(この点は誤解されがちです)。

「塩素を抜くと配管内で菌が増える」は本当?

ネット上で「厚生労働省がセントラル浄水器に注意喚起している=危険」という表現を見かけます。

ここは誤解が多いので、正確に解説します。

たしかに厚労省(当時は厚生省)は、家庭用浄水器について通知を出しています。

ただしこれは水道事業者(水道局)あての周知文書で、「セントラル浄水器は危険だから使うな」という消費者向けの警告ではありません。

趣旨は「使い方や条件によっては水質が悪化するおそれがあるので、水道事業者は留意してね」というものです。

塩素を抜くと、理屈のうえでは菌が増えやすい環境にはなります。

実際に集合住宅の配管で細菌のかたまり(バイオフィルム)が問題になった例も報告されています。

いっぽうで、「現場で菌の繁殖を見たことはない」という水道設備業者の声もあり、評価は割れているのが実情です。

過度に怖がる必要はありません。

健康な人にとって、ふつうの細菌の増殖は心配しすぎなくて大丈夫。

本当に注意したいのは、シャワーの湯気を吸い込むレジオネラや、免疫が落ちた家族がいるケースです。

多くの製品もバイパス構造で塩素を一部残し、増えにくいよう配慮しています。

公平に言えば、細菌は「塩素を抜いたら必ず増える」というものではありません。

配管の材質・使用頻度・水温・残った塩素の量など、複数の条件が重なって初めて増えやすくなります。

だから過度な不安も、逆に「ゼロでも平気」という油断も、どちらも正確ではないのです。

ロカキヤのひとこと

業務用の風呂・プールのろ過装置を扱ってきた立場から言わせていただきます。

塩素を抜いた水を“流さずに溜める”と何が起きるかは、現場で何度も見てきました。

だからこそ、家庭用セントラルが原因と断定できる衛生トラブルは私自身は経験していませんが、塩素を取り除く以上「滞留させない・きちんとメンテする」という衛生管理の発想は持っておくべきだと考えています。

ただ、ここで一度立ち止まって考えたいことがあります。そもそも塩素は、なぜ水道水に入っているのか

という話です。

塩素は水の衛生管理のために入っている

塩素は、浄水場から各家庭の蛇口まで、長い配管の道中ずっと水を守るために入っています。

水道法でも、蛇口の時点で一定の塩素を残すよう義務づけられています。

つまり塩素は「飲むときに邪魔なもの」である前に、水を安全に運ぶための仕組みなんですね。

そう考えると、セントラル浄水器は「水を運び終わる前」に塩素を抜いてしまう設備、と言えます。

家の入口から先の給水管・給湯タンク・シャワーまで、消毒されていない水が滞留し続ける。

とくに留守がちな水栓や夜間は、滞留時間が延びて再増殖が起きやすくなります。

だったら、個別に浄水するほうが合理的

ここで効いてくるのが、ポット型や蛇口直結型などの個別浄水(ポイント設置型)です。

これらは配管全体は塩素で守ったまま、飲む直前の数センチだけ塩素を抜くしくみ。

微生物的にいちばん理にかなった抜き方です。

家庭の飲み水では、蛇口直結型やアンダーシンク型(シンク下設置)など、使う直前で浄水する方式が広く使われています。

しかも安く、浄水力も高い。

ロカキヤのひとこと

「同じ飲み水を安全にするという目的を、より低リスク・低コスト・高性能で達成できる」

これが個別浄水の強みです。

塩素は水の衛生管理のために入っているのだから、使う場所・使う直前で抜くのがいちばん合理的。

飲み水が主目的なら、私は個別浄水をおすすめします。

タイプごとの選び方は、それぞれくわしく解説しています。

トイレ・洗濯は、むしろ塩素を残したい

もうひとつ、セントラル浄水器の構造的な弱点があります。

それは「場所ごとに塩素を残すかどうかを選べない」こと。

元栓で一括処理するため、本当は塩素を残したい場所まで巻き込んで抜いてしまうのです。

たとえばトイレ。

タンクや便器は、長時間水が止まったままの「滞留水たまり」です。

飲むわけでも浴びるわけでもないので、塩素を抜くメリットはありません。

むしろ抜けば、カビ・ヌメリ・臭い・タンク内のバイオフィルムといったデメリットだけが残ります。

温水洗浄便座のノズルも、もともと汚れがたまりやすい場所。

デリケートな部位に当てる水こそ、塩素が残っていたほうが清潔に保ちやすいとも言えます。

洗濯や屋外の水栓も同じで、ここに高い浄水力は必要ありません。

ロカキヤのひとこと

結局、塩素を抜きたい場所は、実質「キッチン(飲み水)」と「浴室(肌・髪)」くらい。

だったら飲み水は個別浄水、浴室は >>浄水シャワー で、

と必要な場所だけ抜くほうが、リスク・コスト・目的のすべてで筋が通ります。

PFAS(有機フッ素化合物)は除去できる?

2026年4月から、水道水のPFOS・PFOA(PFASの代表格)が合算50ng/Lという法定の水質基準に格上げされ、水道事業者に検査と基準遵守の義務が課されました。

水の安全への関心が、いま急速に高まっています。

では、セントラル浄水器でPFASは除去できるのでしょうか。

一部のメーカー(ソリューヴなど)は、第三者機関の試験でPFOS・PFOAの除去データを公表しています。

ただし前述のとおり大量通水・活性炭中心という構造のため、キッチン用の高性能機ほど確実に除去できるとは限りません。

飲み水のPFAS対策が一番の目的なら、PFAS除去をうたうキッチン設置型のほうが向いています。

なお、PFASの除去性能はメーカー・製品ごとに大きく差があります。「PFAS対応」という言葉だけで判断せず、第三者機関の試験結果(どの物質を何%除去したか)まで確認するのが失敗しないコツです。

くわしくは >>【2026年最新版】PFAS除去できる浄水器の選び方 でプロ厳選の製品を解説しています。

本体購入型とレンタル型、どっちが得?

セントラル浄水器には、本体を買い切る「本体購入型」と、月額で借りる「レンタル型」があります。

ざっくり言うと、短期ならレンタル、10年以上使うなら本体購入が有利です。

費用のしくみ

本体購入型とレンタル型、どっちが得?

  本体購入型 レンタル型
初期費用 約20〜45万円+工事費 0円〜数万円とおさえめ
毎月の負担 カートリッジ代のみ 月3,000〜4,000円前後
メンテ・交換 自分または依頼 料金に含むことが多い
短期(〜数年) 割高になりやすい お得
長期(10年〜) お得 月額が積み上がり割高に

めやすは月4,000円×12カ月×10年=約48万円。長く使うほど本体購入が有利、数年で見直すならレンタルが無難です。金額は製品により異なります。

レンタルは初期費用がおさえられ、メンテも料金に含むことが多いのが利点。

ただし月3〜4千円が積み上がると、10年でおよそ48万円。

長く使うほど、買い切りのほうがトクになりやすい計算です。

主要メーカー・製品の早見表

代表的な製品を、販売方式と特徴で整理しました。

順位ではなく、タイプの傾向をつかむための一覧です。

代表的な製品

主要メーカー・製品の早見表

製品(メーカー) 販売方式 費用の目安 特徴の傾向 公式サイト
ソリューヴメイプル・リンク 本体購入 本体+工事
(要見積もり)
活性炭+セラミックで残留塩素・トリハロメタン・鉛などを除去。PFAS除去もうたう 公式サイト →
リファインReFINE レンタル 月2,760円〜
(税抜)
カートリッジ何本でも無料。PFOS・PFOA除去率94%以上。ネット販売のみ 公式サイト →
おみずのたび日本クリオ 購入/レンタル レンタル月2,980円〜
(税抜)
PFOS・PFOA除去試験結果を公表。残留塩素を0.1mg/L残す設計 公式サイト →
アクアス5アクアス総研 レンタル(月額) 月額制 ろ材交換・メンテ・保証込みの月額制。年1回交換。※一部地域は対象外 公式サイト →

2026年時点で各公式サイトに公開されている情報をもとにした傾向です(価格は税抜表記を含みます)。価格・仕様・サービスは変わるため、導入前にかならず公式サイトや見積もりで最新条件をご確認ください。公式リンクは別タブで開きます。掲載は順位ではありません。

セントラル浄水器は「ブラックボックス」になりがちな市場です。

製品を比べるときは、JIS S3201という共通の試験方法による浄水能力データや、第三者機関の試験結果を公開しているメーカーを選ぶと安心です。

資料を取り寄せ、複数社で見積もりを比べましょう。

結局、自分に向いている?向き・不向きで判断

向き・不向き

セントラル浄水器が向いている人・向いていない人

向いている人

  • お風呂・シャワーの塩素やカルキ臭が気になる
  • 敏感肌・アトピーの家族がいて、肌や髪にやさしい水を全身で使いたい
  • 新築・リフォームで配管をいじりやすいタイミング
  • 洗面・洗濯・トイレまで含めて手間なく一括で浄水したい
  • コストより、家中での快適さ・肌当たりを優先したい

向いていない人

  • 目的が「飲み水・料理の安全」中心の人
  • PFASや鉛をしっかり除去したい人
  • 費用をできるだけおさえたい・コスパ最優先の人
  • 賃貸など工事がむずかしい住まいの人

飲み水の安全が一番の目的なら、キッチンに付ける据置型・蛇口直結型のほうが浄水力が高く、費用もぐっとおさえられます。

お風呂やシャワーの塩素ケアが目的ならセントラル浄水器が活きますが、「シャワーだけ浄水できればいい」なら、

もっと手軽な >>浄水シャワー という選択肢もあります。

いっぽう、目的が飲み水・料理の安全なら、キッチンに付けるタイプが浄水力・コストともに有利です。

先ほどふれた蛇口直結型・据置型・ポット型から選べばOK。

自分に合うタイプがまだ決まらない方は、>>浄水器の選び方ガイド で診断してみてください。

赤ちゃんのいるご家庭なら、>>ミルクの水はどれが正解? も参考になります。

後悔しないためのチェックリスト

最後に、契約前に必ず確認したいポイントをまとめます。

  1. 浄水能力データ:JIS S3201や第三者試験の結果を公開しているか
  2. 塩素の残し方:菌対策のため残留塩素を一部残す設計か(蛇口の水質を確認)
  3. 水圧:家庭用シャワー(毎分12〜20L)に足りる水量が出るか
  4. 費用の総額:本体・工事・カートリッジ・メンテまで含めた10年コストで比較
  5. アフター対応:連絡のつきやすさ、交換・故障時のスピード
  6. 見積もりは複数社:1社だけで即決しない
ロカキヤ
ロカキヤ

「今日決めればモニター価格」といった即決をうながす営業トークには要注意。

高額で長く使う設備だからこそ、焦らず比較してくださいね。

よくある質問(Q&A)

Q. セントラル浄水器は本当に必要ですか?

飲み水の安全だけが目的なら、必須ではありません。キッチン用の浄水器で十分なケースが多いです。お風呂・洗面・洗濯まで含めて全身で浄水を使いたい人に向いた設備です。

Q. シャワーの塩素は健康に悪いのですか?

日本の水道水の塩素は、プールよりも低い濃度に管理されています。健康被害が出るレベルではないとされており、「肌当たりやカルキ臭の好み」で考えるのが現実的です。

Q. マンションでも設置できますか?

専有部の配管状況によっては可能ですが、共用部に関わる場合は管理規約の確認が必要です。賃貸は基本的に難しいと考えましょう。

Q. カートリッジ交換を忘れるとどうなりますか?

浄水能力が落ち、浄水されていない水が出てしまいます。交換時期は残留塩素の除去率を目安に設定されていることが多く、ほかの物質はそれより早く能力を超えがちです。交換は必ず守りましょう。

Q. 中古住宅(既存の家)にも後付けできますか?

設置スペースと配管の引き回しに余裕があれば、後付けも可能です。ただし新築・リフォーム時より工事の手間や費用がかさみやすいので、まず業者に現地を見てもらい、見積もりを取りましょう。

Q. 井戸水でも使えますか?

基本的に水道水向けの設備です。井戸水は残留塩素がなく、鉄・マンガンや細菌が活性炭の容量を超えやすいため、そのまま使うのは原則おすすめできません。井戸水で使いたい場合は、必ずメーカーに可否を確認し、専用の前処理(除鉄・除菌など)とセットで検討してください。

Q. 寿命は何年くらいですか?

本体はおおむね10〜15年が目安とされることが多いですが、製品や使い方で変わります。実際の寿命を分けるのは本体より、カートリッジを交換時期どおりに替え続けているか。メンテ次第で長くも短くもなります。

Q. フィルター(カートリッジ)の交換費用はいくら?

製品によって幅がありますが、年あたり1〜3万円前後になるケースが多いです。本体価格だけでなく、この「ランニングコスト」を10年分で見積もって比較するのが、後悔しないコツです。

Q. 寒冷地でも使えますか?

使えますが、凍結対策が必須です。屋外や床下など冷える場所への設置では、保温や水抜きを忘れると本体や配管が破損するおそれがあります。雪国にお住まいなら、設置場所と凍結対策を業者としっかり相談してください。

まとめ|「家中まるごと」は魅力。でも目的で選び分けを

セントラル浄水器は、お風呂やシャワーまで含めて全身で浄水を使える、ほかにはない魅力的な設備です。

ただし飲み水の浄水力はひかえめで、費用も高め。

「家中まるごと=何でも高性能に除去」ではない、というのが正直なところです。

  • お風呂・肌・髪の塩素ケアが目的 → セントラル浄水器が活きる
  • 飲み水・料理の安全が目的 → キッチンに付ける個別浄水のほうが、浄水力もコストも有利

塩素はもともと、水を安全に「配る」ために入っているもの。

だから元栓で一括して抜くより、飲み水はキッチン、肌は浴室と、必要な場所だけ抜くほうが、リスクもコストも目的もきれいに収まります。

トイレや洗濯はむしろ塩素を残したい場所。

この一点だけでも、個別浄水の合理性が見えてきます。

自分の「一番の目的」がどちらかを決めれば、後悔のない選択ができます。

迷ったら、まずは >>浄水器の選び方ガイド と >>PFAS除去できる浄水器の選び方 をのぞいてみてください。

あなたの水生活が、もっと安心で快適になりますように。

ロカキヤ
ロカキヤ

高額の買い物なので後悔したくないですよね。

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