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整水器を検討している方の中には、「OSG(オーエスジー)」の名前を思い浮かべる方も多いと思います。
特に、長年OSGのヒューマンウォーターを使っていて「そろそろ買い替えたいけど、日本トリムってどうなの?」と気になっている方に向けて、水処理のプロの立場で公正に比較します。
結論から言うと、日本トリムとOSGはスペックだけでは選べません。
「販売・メンテナンスの仕組みそのもの」が大きく違うからです。
この記事ではその違いも含めて解説します。
比較対象は、日本トリムの現行モデル「TRIM ION Well」と、OSGの現行モデル「ヒューマンウォーター HU-150」です。
| 比較項目 | 日本トリム TRIM ION Well |
OSG ヒューマンウォーター HU-150 |
|---|---|---|
| 標準価格 | 157,300円 (クーポン利用で99,000円) |
310,200円 |
| 本体重量 | 約2.4kg | 約5.2kg(満水時) |
| 消費電力 | 約180W(待機時0.6W) | 240W(最大) |
| 除去項目数 | 22項目 | 21項目 |
| 浄水可能水量 | 6,000L | 12,000L(塩素基準) |
| フィルター交換目安 | 12ヶ月 | 12ヶ月 |
| フィルター価格 | 11,000円 | 16,830円 |
| 電極(電解槽)寿命 | 1,000時間 | 1,500時間 |
| 換算年数(1日15分使用時) | 約11年 | 約16年 |
| 吐水量(電解水素水) | 約3L/分 | 約3.2L/分 |
| 医療機器認証 | 管理医療機器 | 管理医療機器 |
| 購入・交換方法 | 通販完結/自分で交換 | 訪問販売中心/スタッフが交換 |
※価格・スペックは記事執筆時点の情報です。各社公式サイトで最新情報をご確認ください。OSGの価格は公式サイト記載の標準価格で、割引の有無は個別対応のため要確認です。
- 日本トリム整水器の浄水可能水量が6,000L
- OSG整水器の浄水可能水量が12,000L
ここだけ見るとOSGの方が倍使えるのか!いいじゃん!と思いがちですがきちんと仕様を見るとそうとも言えません。
OSG整水器の取扱説明書から抜粋します。

上記画像の通り残留塩素は12,000Lですが他除去項目は7,000Lです。
浄水の目的が塩素だけであればいいのですが、出来ればほかも除去して欲しいとなりますよね?
なので実質浄水可能水量は7,000Lです。
色々な浄水器を調べていくとこういう書き方をするところがたまに見つかります。
プロとしてはここも正直にわかりやすく注意書きが必要だと思います。

ここは企業の誠実さが現れるところだと感じます。
ちなみに日本トリムは一律6,000Lです。


使用目的に合わせて正しく確認しましょう!
日本トリムTRIM ION Wellは、標準価格157,300円ですが、クーポン利用で99,000円まで下がります。
一方OSG HU-150は、公式サイト記載の標準価格が310,200円で、こちらはオンライン上に割引クーポンのような制度は見当たりませんでした。
OSGは訪問営業を通じた販売が中心のため、実際の成約価格は担当者との話の中で変わる可能性があります。
この点は当サイトでは確認できていないため、正確な金額は営業担当者に直接確認することをおすすめします。
スペック以上に大きいのが、この違いです。
日本トリムは公式通販サイトで注文して届く「通販完結型」です。
カートリッジ交換も自分で行います。
慣れれば数分で終わる作業ですが、初めての方は取扱説明書を見ながらの作業になります。
OSGは約50年にわたり、スタッフが自宅を訪問してカートリッジ交換・点検・修理まで行う「訪問サポート型」です。
自分で交換用カートリッジだけを購入して交換することも可能ですが、基本のサービス設計は訪問によるフォローが前提になっています。
「毎年スタッフが来てくれて安心」と感じるか、「訪問の予定を合わせるのが手間」と感じるかは人によって分かれます。
ここは製品の優劣ではなく、ライフスタイルとの相性の問題です。
ここは公開情報だけでは分からず、OSG HU-150の取扱説明書(PDF)まで確認して判明したポイントです。
取扱説明書の「定格・仕様」には「電解槽寿命:1,500時間」と明記されていました。
公式サイトの製品ページには載っていない数字で、取扱説明書を見ないとわからない情報です。
日本トリムTRIM ION Wellの電極耐久時間は1,000時間なので、単純比較するとOSGの方が長寿命という結果になります。
1日15分使う想定で計算すると、OSGは約16年、日本トリムは約11年です。
前の見出しで紹介した価格差やメンテナンス方式だけでなく、この点も踏まえて比較検討してください。
ただし、本体価格の差が非常に大きいことも忘れてはいけません。
本体価格を電解槽の寿命年数で割って1年あたりのコストにすると、日本トリムが約9,000円/年、OSGが約18,870円/年です(クーポン適用後の日本トリム価格、OSGの標準価格で計算。
カートリッジ代・電気代・工事費は含みません)。
電解槽は長持ちしても、本体価格の差がそれを上回っている状態です。
「呼び方」にも違いがあります。
日本トリムは「電極耐久時間」、OSGは「電解槽寿命」という表記です。
どちらも電気分解を行う中心部品の寿命を指す数字ですが、メーカーごとに試験条件が異なる可能性があるため、単純な優劣というより目安として捉えるのが適切です。
日本トリムは22項目、OSGは21項目を除去できます。
どちらもPFOS・PFOAを含む有機フッ素化合物に対応しており、浄水性能の面で大きな差はありません。
日本トリムTRIM ION Wellは約2.4kgとコンパクトです。
OSG HU-150は満水時で約5.2kgとやや重く、設置スペースにも余裕が必要です。
10年前後OSGを使い続けている方からよく聞くのが、「買い替えの営業を受けたが、あまり値引きされなかった」という声です。
長く使ってきたメーカーだからこそ、他社と比較しないまま同じメーカーで買い替えを決めてしまうケースは少なくありません。
買い替えを検討するタイミングでは、今使っているメーカーだけでなく、日本トリムのような通販完結型のメーカーも含めて比較することをおすすめします。
訪問サポートの安心感と、自分で管理する分のコストの安さ、どちらを取るかで答えは変わります。
水処理のプロとして正直にお伝えすると、除去性能や浄水能力そのものに大きな差はありません。
電解槽の寿命はOSGの方が長いという結果でしたが、本体価格の差がそれを上回るほど大きいため、1年あたりのコストで見ると日本トリムに分があります。
価格を抑えて自分で管理したい方には日本トリムをおすすめします。

価格差は倍以上。正直そこまでの性能差はありません。
日本トリムとOSGは、除去性能・浄水能力の面で大きな差はありません。
違いが出るのは「価格」と「買い方・メンテナンスの仕組み」です。
訪問サポートの安心感を取るか、価格を抑えて自分で管理するかで選び方が変わります。
長年OSGを使ってきた方も、一度立ち止まって比較検討してみることをおすすめします。
