【現役濾過機屋が徹底解説】小学校水泳プール濾過機のトラブルと解決法まとめ

[プール担当初めての先生向け]小学校水泳プール濾過機のトラブルと解決法まとめ プール管理
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忙しい業務の合間に水泳プールの管理もして頂きましてありがとうございます。
本当に頭が下がります。

管理人
管理人

私は10年以上水処理関係の会社に勤めています。
小学校の水泳プール濾過機の保守点検や取り扱い説明等もしています。

その時に感じることが、真剣に説明を聞いてくれて本当に責任感を持って
管理をして頂いているんだなということがよくわかります。

きちんと管理してくれるおかげで私達濾過機屋は安心して機械を任せられます。

とはいえ、普段馴染みの無いプール濾過機を管理していく中でトラブルが出てきたらと思うと不安ですよね。
そこで、水泳プールを管理していて起こるトラブルと解消法をまとめました。

濾過循環がされない

濾過循環されてい以内原因として考えられるのは

濾過循環ポンプのスイッチを入れてもポンプが動作しない

  • 元の電源がきていない
  • ブレーカーの上げ忘れ
  • ブレーカーが落ちた(漏電)

ということが考えられるので

電源が来ているかとブレーカーを確認して改善されなければ

専門業者さんに見てもらいましょう。

循環経路のどこかでバルブが閉まっている(開け忘れ)

プール水槽から濾過機までの間についているバルブの開け忘れもよくあります。

濾過機の入口出口のバルブは開いているでしょうか?確認をお願いしま

ヘアキャッチャの上部エア抜き弁があいている

ヘアキャッチャの上蓋にエア抜きのバルブが付いていることがあるのでそれが閉まっているかを確認。

ヘアキャッチャの上蓋のゴムパッキン(Oリング等)がきちんと付いない

ヘアキャッチャの上蓋と本体の間にあるゴムパッキン

きちんと付いているでしょうか?

ゴムパッキンがずれていると隙間から空気を吸ってきちんと循環をしません。

ヘアキャッチャ内部が水で満たされていない(プール水面よりも濾過機が上に設置してある場合)

ヘアキャッチャ内に水が無いとプール水を吸い上げてきません。

そのため、呼び水といいますがヘアキャッチャ内を満水にしてから濾過ポンプを動作して下さい。

場所によっては何度か呼び水をしないと揚がってこないところもあります。

きちんと循環されているかどうかは下記の「★きちんと循環しているかを確かめる方法を参考にしてください。

手動操作弁の場合は「濾過」ポジションになっていない

手動操作弁がついている場合は必ず「濾過」の位置になっているかを確認してください。

逆洗や洗浄の位置になっていると排水され続けます。

★きちんと循環しているかを確かめる方法

  • 制御盤にある濾過ポンプの電流計で電流値を確認する。
    循環していれば針が振れる
    循環していなければ針が振れない
    となるので確認して下さい。
  • 濾過タンク圧力計で圧力値を確認する。
    上記と同じく、圧力計の針が触れているかどうかを確認
  • 実際にプール水槽に行って吐出口から水が出ているかを確認する。

プールの水位が下がっている

逆洗洗浄後は水位が下がる

逆洗洗浄はプールの水を使用して濾材を洗っているので

実施後は水位が下がってしまいます。

問題ありませんので逆洗洗浄後は足りない分を補給して下さい。

プール水槽の排水バルブがきちんと閉まっていない

プール水槽の排水バルブがきちんと閉まっていない場合

きちんとしめているのに漏れる場合があります。

後者は排水バルブ自体が不良のため専門業者さんに見てもらってください

濾過循環ラインのどこかの水抜きバルブがあいている

濾過循環ライン(濾過装置含む)にも水抜きバルブがついていることが
あるためきちんと閉まっているかを確認してください。

濾過循環ラインの配管が破損しているところがある

濾過循環ラインの配管が破損してそこから水が抜けることもあります。

操作弁が「濾過」ポジションなのに排水側へリーク(漏れ)している

操作弁内部のパッキンが劣化して排水側へ漏れています。

塩素濃度が上昇しない

注入量が足りない。(天気・気温・遊泳者数が影響)

単純に注入量が足りないパターンです。

注入量が同じでもその日の天気・気温・遊泳者数によって

塩素濃度の上がり方が変わります。

塩素は高温や紫外線に弱い特徴があるため夏場の晴天では

塩素濃度が上がりにくい傾向になります。

詳細は下記を参照して頂ければと思います。

[初めてのプール担当で不安な先生へ]小学校水泳プールの塩素管理方法

注入部の部品が塩素スケールで詰まっている

塩素は使用していくうちにスケール化(固形化)してしまうことがあります。

特に希釈する水の水質によってスケール化しやすかったり、しにくかったりというのがあります。

その辺も詳細を解説しているので下記を参照してください。

【時短技!使わないと損!】塩素スケールの除去と詰まり解消にはサンポールがオススメ!

注入機の部品が劣化している

塩素を注入するポンプの中にはゴムで構成された部品もあるため

経年使用すると劣化してしまいます。

これに関しては専門業者さんでなければ見分けるのは難しいと思いますので

相談して頂ければと思います。

プール水が濁る(白濁)する

塩素濃度不足

塩素濃度が不足すると水中の雑菌の繁殖が増加して白濁します。

塩素濃度を上げれば白濁は解消されます。

浴槽でも考え方は同じなので詳細は下記記事を参考にしてください。

[現役濾過機屋が解説]浴槽水が濁った時はこの3点を確認

凝集剤やアクアピルを投入する。

塩素濃度不足の他にプール壁面の塗料が劣化のため水中に溶け出てくることがあります。

その場合は凝集剤やアクアピルという製品を使用して

1日濾過運転しておけばほとんどの場合は透明度の高い状態に戻ります。

ただ、この方法は一時的なためシーズンオフ時等に

再塗装をしなければ根本的な解決になりません。

藻が発生した

塩素濃度不足(特に四隅に気を付ける)

藻の発生に一番関係してくるのが塩素濃度不足です。

特に注意することとして

  • プール水槽の四隅の塩素濃度を気を付ける
    四隅は水の流れが滞りがちになるところなので塩素濃度の確認をしてください。
  • 土日等遊泳者のいない日が続くと藻が発生しやすい
    遊泳者がいなかったり少ないと水の流れが一定になるため塩素がいきわたらなくなる場所も出てきます。
    定期的にかき混ぜたりして流れを人工的に作れればいいのですが休みの日に出てきて実施するのは現実的ではありません。
    方法の一つとして水中ポンプを入れて流れを強制的に作ってあげれば効果的です。

それでもだめなら半量換水か全量換水を検討する必要があります。

詳細は下記記事で解説していますのでよければ参考にして下さい!

【塩素不足が原因】屋外水泳プールに藻が発生した場合の対策法

まとめ 塩素管理は大事だということ

ここまで、よくあるトラブルを簡単に説明しました。

ざっと見てみて水泳プール管理で

管理人
管理人

塩素管理は大事だよ!

というのがわかったと思います。

初めての管理で色々とわからないところが出てくると思いますが

私も陰ながら応援しておりますのでがんばりましょう!

 

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